いざペット保険を検討し始めると、取り扱う会社や保険商品はいろいろあります。
ペット保険、どんなポイントで比較するのが良いのでしょう?
経験者の口コミをもとに、着目すべきポイントをピックアップ!

ペット保険ランキング、何で比較したらいいの?

ペット保険を選ぶとき、まずはペットのかかりやすい病気や心配されるケガは何か、病気やケガの起こりやすさなどが視野に入りますよね。
もちろん、気になる保険料や保険金といったお金のことも重要です。

ほかにも、ペットの年齢で入れる保険・入れない保険が決まってきたりと、絞り込む要素はいくつかあります。

近年ではペット保険の種類も増え、ランキングや比較サイトなどで比べて選べるようになりました。
そのぶん、ありすぎて絞り切れない!というほど候補が見つかってしまい、資料や情報の山を前に頭を抱えてしまうことも・・・。

そんなペット保険の比較ポイントは、どんなところにあるのでしょうか?

比較サイトで着目すべき、比較ポイントはこれ!

まずは気になる、保険料

保険料は、ペットの種類や年齢によって変わってきます。
このため比較サイトでは、例えばワンちゃんであれば犬種と年齢などで絞り込んで最安値から最高値までを調べることができます。

また、ペット保険は終身として 1年ごとに更新しながら続けられるものが多いですが、この更新のタイミングでペットの年齢に合わせて月々や年間の支払額が変わります。

今 1歳のワンちゃんがこの保険に入って 6歳になったころには支払いがいくらになるのか、10歳になったら?15歳になったら?と、年齢が上がったときの支払額にも注目。

加入するときには安いと感じても、最終的に長生きするほど無理のある金額に・・・となっては困りますよね。

また、ペットの年齢が上がったときの料金のうち、新規加入が可能な年齢を過ぎたあとの年齢ごとの金額は比較サイトでは見られないことが多いため、候補の保険がいくつか決まったら、各保険会社のウェブサイトなどで確認すると良いでしょう。

必要な病気やケガが対象になっている?条件が付いたりしない?

補償対象が必要な病気やケガをカバーできているかということは、ペット保険を選ぶうえでは大前提ですよね。

ペット保険は原則として、健康体であることが加入の条件です。
このため、治療中の病気やケガがある場合などに加入ができないというケースが発生しますが、例外的に特定傷病補償対象外特約をつけることで加入が可能な場合もあります。

例えば膝蓋骨脱臼(しつがいこつだっきゅう)がある場合に、「膝関節の疾患」は補償の対象外とするという特約をつけての加入は可能、といった形です。

保険期間中にかかった病気やケガに対して、継続契約する限り加入時と同じ条件で補償するという保険もありますが、契約更新のタイミングで前年などの履歴から特定の傷病を対象外とする特約がついたり継続自体ができなくなるケースなど条件が変わるものもあります。

この辺りの対応を含めて、補償内容として条件に合うか、支払う保険料に見合うのかといった判断が必要ですね。

 

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どんな補償のタイプが合うの?

ペット保険には「定率補償型」「定額補償型」「実費補償型」の 3タイプがあります。

例えば定率補償型では一定の割合での補償となるため、補償はされても毎回必ず自己負担金が発生します。
これが実費補償型であれば、限度額内で済んだ治療の場合には自己負担金が発生しません。

一見すると、実費補償型の方がオトクなようにも思えるのですが、1回の医療費が高い場合には実費補償型より定額補償型の方が支払われる保険金が多くなることがあります。
1回の治療費が安ければ、保険金の支払額の多さは逆転することもあります。

医療費が高額になった場合に備えるのか、頻繁に受診することを想定して備えるのかなどにより、どの保険が良いのかは変わってきますね。

各種上限や免責金額は?

ペット保険で条件として定められている上限には、通院・入院は何日まで補償、手術は何回まで補償、といったものがあります。
そのほかには、通院 1日いくらまで、といった金額の上限が設けられていたり、保険金の計算対象外となる免責金額が定められていることもあります。

保険期間内であっても、上限を超えてしまったので以降になにかあっても補償を受けられない、というケースも出てきます。
候補となるペット保険が見つかったら、医療費がかかったときにどの程度の補償が受けられるのかを試算してみると良いでしょう。

プラスアルファや割引は?

ペット保険では通院・入院・手術を補償するものがほとんどですが、ほかに賠償責任や葬儀費用に対する補償をするものがあります。

賠償責任や葬儀費用については、最初から含まれている保険もあれば、特約という形で追加できるものも。
また、多頭飼いの飼い主さんに嬉しい 2頭目以降の加入が安くなる割引や、前年の状況によって保険料が割引・割増になるといった保険もあります。

保険申請の方法は?

保険申請は、一度動物病院の窓口で全額負担したあと、請求書と合わせて必要書類を送付することで給付が受けられるという方法が一般的です。

中には、保険証が発行され、対象となっている動物病院であればこの保険証を提示することで窓口での支払いの段階で既に補償分が差し引かれ、自己負担金のみを窓口で支払うという保険もあります。

この場合には書類で請求をしたりといった手間がありませんから、近くに対象の動物病院がある場合や、かかりつけの動物病院が対象となっている場合にはとても便利ですね。

保険会社には種類がある

ペット保険を扱う会社には、損害保険会社と少額短期保険の 2種類があります。

少額短期保険会社の場合、保険業法で規定されている保険契約者保護機構の補償対象契約には該当せず、万が一、保険会社の経営が破綻した場合には保険契約者保護機構が行う資金援助の措置を受けることができません。

候補に挙がったペット保険を扱っているのが少額短期保険会社の商品であった場合には、会社の経営状況などを念のため調べておくと安心でしょう。

比較ポイントや比較のしかた、飼い主さんたちの口コミ経験談

ここまで挙げたポイントのほかにも、飼い主さんたちの経験談にはペット保険比較の際に気をつけるべきポイントがありました。

オトク?と思ったら落とし穴!

”人間の保険会社がオマケとしてペット保険を取り扱っている場合も”
”あまりにも安い金額のペット保険には落とし穴が”
”補償してくれる病気が少なかったり、ワンちゃんネコちゃんで多く見られる病気は対象外だったり”
”保険料や補償金額がコロコロ変動したり”

分からないことは聞いてみよう!

”パンフレットだけでは非常に分かりづらい”
”私は一社一社気になるところは全て電話で確認の上、各社を比較して決めました”
”年齢や持病や環境、犬種によっても違ってくる”

意外とある!ペット保険の比較ポイント

ペット保険を比較するというと、保険料や補償対象になる病気やケガに着目しますが、実はほかにも手続きや割引、単純な保険料や補償額の比較だけでは一概に言えない「実際に合うかどうか」の判断ポイントがあります。

すべてが完璧!というペット保険を見つけ出すのは難しいかもしれませんが、自分やペットの必要とする条件に最も近い、ベストな保険を見つけ出したいですね。

 

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