小さくてフワフワした天使のようなシーズーは、中国で生まれ、日本でも長く愛されてきました。そんなシーズーは、どれくらい生きるのでしょうか?なるべく長く一緒にいるためには、どうすればいいのでしょうか?実際に長生きしている子や、健康管理の方法などを紹介していきます。

 

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シーズーの平均寿命はどれくらい?

シーズーの寿命は、だいたい10~16歳くらいだと言われています。犬は大型犬よりも小型犬の方が比較的長生きをするので、シーズーも犬にしてはやや長めの寿命になります。
とは言え、飼い主としてはもっと何年でも生きてほしいと思いますよね。それでは、長生きのシーズーは一体いくつくらいなのでしょうか?

長生きのシーズーの年齢は?

実際にシーズーを飼っている方のブログや口コミから、長生きの子を紹介します。

今年の5月で17才になるシーズーを飼っています。獣医さんにも長生きだねと言われ年の割には身体も元気です(寝てばかりではありますが)
引用:教えて!goo
https://oshiete.goo.ne.jp/qa/8908550.html

以前シーズーも飼っていたそうで、なんと19歳半も病気知らずで長生きしたそうです。
引用:シーズー犬まるころと手作り生活
http://maru1002.blog67.fc2.com/blog-entry-314.html

20歳までいたシーズーのオスを飼っていました。10歳ごろ息子が生まれたときは、お守もしてくれ鳴くとすっ飛んできて教えてくれました。ある程度大きくなってきて、泣いてると自分のおもちゃを渡すような子でした。息子が初めてしゃべったのは「うんちゃん(権太朗郎)」、権ちゃんというはずだったのでしょうが。
ちょうどぼけ始めたのかと思う時に、息子というお守りができたので、生きがいだったのか思ったほど長生きしてくれました。
最後まで、ボケもせず心臓はかなりいかれて、内臓関係はボロボロでした。
私が手術入院中、彼が「もう危ないかも」と言われたとき、心の中で「もう、行っていいよ。」と願ったとき、彼は20歳と7か月半の命を終わらせました。
引用:Yahoo!知恵袋
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q14109277859

なんと、20歳まで生きた子もいたのですね。病気があった子もいるし、そうでない子もいるようです。いくつまで生きてもお別れは悲しいものですが、20歳まで生きてくれたということは、飼い主にとっても幸せなことだったのではないでしょうか。

長生きするために病気を知る

大切なシーズーに長生きしてもらいたいけど、病気になってしまうこともあります。少しでも健康に過ごせるためにはどう防げばいいのか、シーズーがかかりやすい病気について知っていきましょう。

 

短頭種気道症候群
シーズーはころんとした丸い頭で、マズル(鼻)がとても短いという特徴を持っています。シーズーに限らず、このタイプの犬は気道が圧迫されやすく、普段から呼吸がしづらい子もいます。

(対策)
日頃から散歩などの運動をするときは、息が上がらないよう、こまめに休憩を挟んであげましょう。また体重が増えると気道を圧迫して呼吸困難がひどくなることもあるので、体重管理には気をつけましょう。

 

外耳炎・中耳炎
耳がたれている子は、耳のなかが湿気やすく、そこに汚れや雑菌が繁殖しやすくなります。

(対策)
普段からこまめにケアをして清潔に保ってあげましょう。ただし耳のなかはとてもデリケートな場所で、刺激を与えすぎると炎症を招くことになりかねません。耳のケアは獣医さんに任せるなど、細心の注意をはらって行いましょう。

 

膿皮症
膿皮症とは、皮膚の表面が細菌の繁殖により化膿してしまう病気です。シーズーは肌が弱いため、この病気になりやすい傾向があります。

(対策)
薬用シャンプーなどで、肌を清潔に保ってあげます。ただし、シャンプーのしすぎはかえって肌にダメージを与えてしまうので、気をつけなければなりません。シャンプーの際、とても大切なのは、きちんと乾かしきることです。シーズーは毛が長いので、乾き残りがあったら蒸れてしまいがちです。すみずみまで確認して、完全に乾かしましょう。

 

骨折・脱臼
小型犬は骨折や脱臼をしやすい傾向があります。これは、親からの遺伝でもともと関節が弱い犬もいるようです。

(対策)
少しでもおかしな動きをしていたら、病院に連れて行くようにしましょう。処置が遅ければ、治るのに時間がかかったり、クセになってしまうことがあります。

 

椎間板ヘルニア
犬は椎間板ヘルニアになる子がときどきいます。飛んだり跳ねたり、激しい運動をしている間になることがあるようです。

(対策)
こちらも、おかしいと思ったらすぐに病院へ連れて行きましょう。軽度なら、安静にしていれば治ることもあります。重度の場合は、手術をすることもあります。

 

角膜炎
いつも目の周りの毛が目に当たっていたり、ドライアイになっていたりすると、慢性的に傷がついて炎症を起こしてしまうことがあります。

(対策)
こちらは病院で点眼薬を処方してもらいます。獣医の指示に従って、用法・容量を必ず守って使いましょう。

 

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長寿のために飼い主ができること

それでは、大切なしーズーのために長生きしてもらうには、飼い主は何ができるのでしょうか?日常で気をつけられることを紹介していきます。

1.日常的に程度な散歩をする

シーズーは小型犬なので歩幅が狭くなります。また、マズル(鼻)が短く短頭種気道症候群の傾向がある子は、運動をしすぎると息が苦しくなってしまうことがあるので、様子を見ながらペースを合わせてあげましょう。

2.シャンプーやトリミングなどのケアをする

シーズーは、そのままにしておけばかなり毛が長くなる子も少なくありません。普段からブラッシングをして、古い毛やほこりを落としてあげましょう。また、耳かきも大切ですがデリケートな場所なので、獣医さんにお願いしてきちんとケアをしてもらいましょう。

それから、目の周りの毛が目に入ってしまうと、角膜炎になってしまう恐れがあります。定期的にトリミングに連れて行って、きちんとカットをしてもらいましょう。また、肌に汚れが溜まらないようにシャンプーをして、蒸れないようにきちんと乾かしてあげることも大切です。

3.部屋の温度と湿度の調整に気を配る

シーズーのような垂れ耳の犬は、耳のなかが蒸れやすく、また皮膚も弱いため炎症をおこしてしまいがちです。24時間快適に過ごせるように、温度と湿度を管理してあげましょう。

4.食事の栄養バランスやカロリーに気をつける

シーズーは、どちらかと言えば太りやすい体質です。毛に覆われて体格は見えにくいのですが、こまめに体重を測ってきちんと管理をしましょう。

 

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まとめ

大切なシーズーに少しでも長く生きてもらうために、日頃からいろいろなことに気を配ってあげましょう。しかし何より大切なのは、大好きな飼い主との触れ合いです。たくさん愛情を注いであげて、幸せで健康な日々を過ごしてくださいね。

 

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