近年、人間の医療の発展に追従して獣医学も発展しつつあり、ペットたちの寿命は延びていきました。やはり愛犬とは一日でも一緒にいたいもの。命が長く続いてくれるのは、飼い主にとってとても幸せなことです。しかし、それと同時に必要となってくるのが「介護」です。

犬も人間と同じように歳を重ねると、やがてこれまで自分でできていたことが、一つずつできなくなっていきます。歩けなくなったり、食べられなくなったり、トイレができなくなったり…そうしてできなくなっていくこと一つ一つを、飼い主が補助してあげることになります。

犬の介護は、人間の介護にも負けないくらい大変かもしれません。肉体的にも、精神的にも、かなりの負担が強いられることになるかもしれません。しかしそれは、長年一緒に暮らしてきた子との最後のかけがえのない時間です。そこには大変さ、辛さ、悲しさだけではなく、穏やかさ、幸せ、感謝もあるでしょう。そんな老犬介護生活を送る、飼い主の方のブログをいくつか紹介します。

 

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(ブログで紹介)介護が必要となるさまざまな症状

これから紹介するのは、実際に介護を経験してきた方のブログで、老犬の介護が決して楽なものではないことがよく分かります。多くの苦労がありますが、試行錯誤をしながら愛犬を支える姿には感服します。

食事

今回は、寝たきりの犬や自分でごはんを食べられない犬などの食事の食べさせ方を紹介しようと思います。寝たきりの介護の中で、一番困ったのがこの餌やりです。ネットで調べたり、本屋で老犬介護の本を立ち読みしたり、色んな道具を試したり、探し歩いたり、今のやり方に落ち着くまでに、本当に苦労しました。
一番最初は、老犬介護の本に書いてあった、ドレッシングの容器であげていました。ただ、これはあげにくいし、出も悪いし、すぐに詰まるし、手は痛くなるし。次に使ったのが、ダ○ソーで見つけた生クリーム絞り器。これは、とてもあげやすいのですが、ダ○ソーはすぐに商品入れ替えをしてしまうし、壊れやすいので手に入らなくなって終了。仕方がないので、生クリーム絞り器の大を100円ショップで購入。これは、大きすぎて片手でできないので、1度も使用せず終了。そして最後に行き着いたのが、一番下の貝印 クリーム絞り出し器ミニです。これが、歴代餌やりグッツです。クリーム絞り器ミニは、壊れにくいし、あげやすいし、詰まらないし。これに辿り着いた時は「やっと見つけた!!」と感動ものでした。
使用するときは、一番細長い口を危なくないように爪切りやハサミなどでカットして。ライターでほんの少しだけあぶって丸みをつけてから使用しています。この絞り器なら、少々の餌のかたまりでも詰まることもないし、壊れにくいです。難点は最後に少し餌が出きらずに、残ってしまうことです。それさえ大目に見れば、なんとか使えると思います。ただ、口の大きさが0.8ミリぐらいあるので、小型犬には大きすぎるかもしれません。
引用:老犬あすかの介護生活&みかん日記

トイレのお世話

介護って・・・ちっち&うんさん、との戦いでもあるのです、確実に
夜中に、おもらし掃除とか・・・ぶつけどころのない、フンガフンガを抱えながら、お掃除
オーブにはぶつけたくない感情、行先は主人へ
フンガフンガしながら、当たられる主人よ・・・ごめんね
でも、なによりも、やっちまった~ってオーブが、かわいそうだし、愛おしい
なんともやり場のない感情の日もあれば、ゲラゲラ笑いながらお掃除することもある
要は、気持ち次第だよね
いつも、いつも、穏やかじゃいられないけど。
うんさんが、固まっててくれることのありがたみを、痛感するのであります
介護とは、切っても切り離せない、下の世話
でも、悪気がない失敗だもの
お互い、がんばっていきまっしょい
オーブと励ましあう日々なのであります
引用:老犬シェパードの笑える介護生活

昼夜逆転生活

夕飯の後、ひと眠りして23時頃また目がランランと輝きだした。私はお風呂からあがった後ダウン。シロが何をしてももう起きられず。この時ばかりは母が見てくれたのだけど前2時過ぎまで起きていて午前3時過ぎには起きていたらしい。(はっきり覚えていない)
つまりシロは夜、寝ていない。シロは完全に昼夜逆転生活だ。歳を取ってくるとどうして逆転してしまうんだろう。どうせならまた少しずつでも時間がずれて朝型になってくれればいいのに。
引用:日刊マキシロ

寝たきり

マッサージも足りてなかったんだと思います。だから床ずれができた。
寝返りも3時間おきにしてます。これでも足りないのでしょうか?2時間おきならいいのかな?そしたら今度は胃捻転が頭をよぎります。本当は食後2時間以上は絶対に動かしたくありません。
さくらは手足がほとんど曲がりません。今は手足を持って背中を軸に寝がえりさせています。この方法で寝返りさせると胃捻転や誤嚥の可能性が増えると思います。この寝返り方法以外だったら2時間おきの寝がえりも可能なんだろうか。手足が曲がるように今よりもっともっと手足を動かしてあげてればよかった。
一人でさくらを立たせてから体の向きを変えることは私には無理です。でも昼間は一人です。さくらは今35kgあります。同じぐらいかもっと重い子を介護されている方もしここを見ていたら教えて下さい。床ずれはできましたか?どうやって対処しましたか?私はあとは何をしてあげられますか。もうわかりません。さくらを助けて下さい。
引用:でか犬さくらの老犬生活

痴呆症

痴呆症が現れたのは確かジェンが17歳の頃だったと思う。 小学生の頃から共に生活し、青春時代を過ごしたかけがえのない家族だった。 私は、生まれてから今まで33年間犬が居ない生活はないほど犬が大好きでしかも関係ないが戌年である。しかし、介護生活は、いとおしい気持ちでいっぱいの私の心に悪魔が一瞬かせる過酷なものだった。
目は白内障により全盲になり、耳は聞こえなくなった。足腰は弱り、散歩へも行けない。 そんな体であっても、夜中徘徊し、食い中毒のようにいくらでも食事を欲しがった。 食べるのだから、排泄物の量は半端ではなかった。それも、いつでもどこでもする。以前のジェンの面影などどこにもなかった。
徘徊と言っても前進しか出来ず、なにかにぶつかっては、大声で悲鳴のような甲高い声で誰かが来るまで泣き叫んだ。 家族の者は、夜中だろうが、朝方だろうが、ぶつかって進めないジェンの体位を直しにかけつけなければならなかった。父親がグルグル回れるように木で楕円形の大きなサークルを作り、その中にバスタオ ルを何枚も敷き詰め、そこで徘徊させ、排泄させた。 水やえさも当然ひっくり返すなんて毎日のこと、バスタオル専用の洗濯機が動かない日などなかった。どんなに洗っても、木に染み付いた排泄物の匂いは悪臭を漂わせていた。それでも、隙間に爪が引っかかったと言っては泣き叫び、バスタオルに絡まったと 言っては大声で私達を呼んだ。ご近所に迷惑がかかると言う気持ちから、声がすれば飛んでいく日々、睡眠不足で体 は限界だった。
半分寝ている頭で、この子は何時まで生きるのだろう この子は何時死ぬのだろう?私は何時ぐっすり眠れるのだろう?そんな事を考えながら、よぼよぼ歩き回っているジェンをじっと見つめていた夜もいくつもあった。
結果的に約一年の老犬介護期間だった。 たった一年だった。しかし、何倍も長く感じ、先の見えない期間の苦しみは経験者に しかわからないだろう。人間の介護も同じだとジェンが教えてくれた。 年老いていく姿は犬も人間もまったく同じであった。ただ、一つ違っていたのは、死ぬ最後まで鼻だけは利いた。何も聞こえない暗闇の中、手を近づけることによって 私が傍に居ることを伝えることが出来た。痴呆が進み、朝夜逆転しても私の事は最後まで忘れないでいてくれた。 犬は、どんな姿になろうとも最後まで人生をともに過ごした飼い主と最後を迎えたいと願っている。それが私が犬から感じた犬の気持ち
引用:犬だワン・健康クラブ

 

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介護の大変さだけではない…弱っていく現実を目の当たりにする辛さも

去年の9月26日、Mackが17歳4ヶ月の時から介護が本格的に始まり、今日26日に11ヶ月目を迎えます。過ぎてしまえばあっという間の11ヶ月でしたが、はじめの1.2ヶ月はとても毎日が長く感じ、暗いことばかり考えていました。
だんだんと歩けなくなるのを見るのは…
だんだんと食べなくなるのを見るのは…
本当に辛かった。その頃は別れの時のことばかりを考えていたのです。
今思えば、本犬は動かなくなっていく身体に、本当に恐怖していたと思います。どんなに精一杯脚を出しても、思うように脚が前に出ず、もたれて転んでしまう。のんびり気質のMackも、プライドがズタズタに傷ついた時期であっただろうと思います。
引用:Mackshund

あなたはひとりじゃない。仲間と支えあうことの大切さ

振り返れば・・・愛犬まるの介護生活が始まった当初が大変だった。体の自由がきかなくなり、何が起こったかわからず大騒動するまる
それに加え・・・頻尿が酷くってフンフンいう度、まるをダッコして庭と部屋を行ったり来たり。真夜中にまるをダッコして、庭で何度涙を流したことか・・・。
心身ともに疲れ果て・・・なんでまるだけ、なんで私だけ、なんで我が家だけ・・・と、神様の仕打ちを恨んでました。
そんな私の心のよりどころは、同じく愛犬の介護に励むブロ友さんだった。「一人じゃない」みんな頑張ってる。
そのブロ友さんの愛犬の訃報が次々と届く度に寂しくて、悲しくて、不安で・・・「一人になっちゃった」と孤独感に苛まれた。そんな時、同じく介護を頑張ってるみなさん、介護を経て愛犬を看取ったみなさんから、たくさんコメントをいただきました。そのコメントが、孤独と戦っていた私にはどれだけ励みになったか!
介護を頑張ってる飼主さんの中には、このブログが心のよりどころで・・・
まるがいなくなった今、孤独感で寂しい思いをされてる方もいらっしゃるかもしれません。でもね、決して一人じゃありませんからね。辛かったら、寂しくなったら・・・夜空に向かって、青空に向かって、手を振ってみてください。どこかで誰かが同じように手を振ってますから。
引用:愛犬まるの風だより

 

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まとめ

いかがでしたか?冒頭で述べたように、犬の介護は人間の介護にも匹敵するほど大変なものです。飼い主の方も十分な睡眠時間を取れず、精神的にも追い込まれ、しかもそれがいつまで続くか分からないという生活になります。

こんな時、どうしても辛い場合はペットの訪問介護や、老犬ホームもあります。飼い主の方がすべて面倒を看てあげられるに越したことはないかもしれませんが、飼い主の方の心と体が元気であることが何よりも大切です。また、老犬介護でブログをしている方、口コミサイトで相談している方も多くいます。ひとりで抱え込まないで、借りれる手は借りて、同じ苦労をしている人と励まし合い、乗り越えていけるよう願っています。


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