犬がしっぽを振っていると、楽しいのかな、嬉しいのかな、とこっちまで嬉しくなりますよね。でも、実は犬がしっぽを振るのは嬉しいときだけではないのです…!その振り方によって、そのときの感情はさまざまで、また振らないときや下がっているとき、上に巻いているときなども、その様子から感情を読み取ることができます。しっぽがどんなとき、どんな気分なのでしょうか?それを知ったら、犬とのコミュニケーションがもっと楽しくなりますよね。それぞれのパターンを、一緒に見ていきましょう!

 

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犬のしっぽと体の動きに注目

実は、犬は喜んでいるとき、楽しいときだけではなく、怒っているときや興奮しているときにもしっぽを振るのです。そのため、しっぽの様子だけで感情を判断するのは少し難しくなります。犬の気持ちを読み取るには、しっぽの動きと合わせて、表情や体の姿勢にも注目してみましょう。それでは、しっぽと体の動きごとに、そのときの感情を探っていきます!

しっぽの振り方と感情は?

それでは、しっぽと体の動きごとに、そのときの感情を探っていきます!

左右に大きく振る

喜んでいたり、親愛を示していたりします。

ブンブンと振りながら飛び回る

とっても楽しいとき、また大喜びしているときです。興奮のあまり吠えることもあります。

お座りをしたまま、大きく振る

愛情と忠誠を示しています。

少しだけ小さく振る

ちょっとした挨拶や返事のようなものです。

斜め下にゆっくりと振る

耳や体の動きがいつも通りなら、安心・リラックスしている証拠です。

しかし、耳が垂れていたり、「くぅーん…」と悲しい声で鳴いたりするときは、落ち込んでいたり、悲しんでいたりします。

しっぽが下がったまま素早く振る

何かの気配を感じて、不安を感じながら緊張しているようです。

ピンとまっすぐ伸びている

何か気になるものが見つけたり、辺りの気配を察知したりしているときです。

後ろ足に巻き込んでいる

恐怖を感じています。あるいは、降参を表しています。

しっぽを振りながら、険しい顔で吠える

これは怒っているときです。しっぽの振り方が激しいほど、興奮しています。

飼い主にしっぽを振ってくれない?!

なかには、飼い主にはしっぽを振ってくれないのに、他の人には嬉しそうにしっぽを振って走っていく子もいるようです。「なぜ?」「私のこと好きじゃないの?」と、落ち込んでしまう方もいるかもしれません…。しかし、気を落とさなくても大丈夫です。

本当にリラックスしているときは、しっぽを振らない子もいます。あなたが側にいることが、当たり前になって落ち着いている証拠です。楽しそうにはしゃぎながらしっぽを振ってもらうのも嬉しいけど、側で安心して寛いでくれていると思うと、それも悪くはないかもしれませんね。

私は犬をかっているんですが(小型犬)、その子はしっぽを振りません。飼い主におやつをもらっても遊んでても、振りません。しかし、ある日、愛犬のまったく知らない人が可愛いがったら、しっぽを振ったんです。傾向として、ある程度、愛犬がその人の顔を覚えてくると、しっぽを振りません。なぜ、なのでしょうか。うちの愛犬は嬉しいときがないのでしょうか…
引用:Yahoo!知恵袋

母の「こんにちは~って挨拶でしっぽを振っているんだよ」という言葉に納得し、助けられ、「飼い主は、飼い主ってわかっているから……わざわざ愛想を振りまく必要がないから、尻尾を振らないんだ」と、自分を納得させようとしたりしました。でも、散歩のたび他人に愛想を振りまく愛犬の姿を見て、やっぱり悲しくなったりイライラしたり。嫌だなという思いはあれど嫌いにはなれず、家では愛犬とたくさん遊びました。他人がいない我が家では私も穏やかな気持ちでいられたし、愛犬と遊ぶ時間はとても楽しく感じていました。その繰り返しで時が過ぎ、いつからか愛犬は大人になり他人に愛想を振りまくこともなくなっていきました。同じ頃には、私と愛犬の絆も少しずつ強くなっていき、愛犬が2歳を迎える頃にはお互いを深く理解し合えるようになりました。以前感じていた嫌な思いが嘘のように晴れ、愛犬を愛おしいと心から思えるようになり、今では「ありがとう、大好きだよ」といつも伝えています。愛犬は、どこか満足そうな満ち足りた表情をしているように思えます。愛犬から私への愛情もしっかり感じています。あの日々からは想像もできなかった、愛情に包まれて幸せを噛みしめています。悩んだことはいっぱいありましたが、本当に愛犬と出会えてよかった。イライラしたり、時には冷たくしてしまったり、ダメな飼い主でしたが……そんな私を嫌いにならないでいてくれた愛犬には、とても感謝しています。今でも尻尾は振らないけれど……(笑)それさえ、今は愛犬の個性として笑いながら話せています。
引用:みんなのシェットランドシープドッグブリーダー

 

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もともとしっぽをあまり振らない子もいる

しかしごくまれに、もともとしっぽを振らない子もいます。

私の彼氏の柴犬のしっぽは、くるっと丸くてぜんぜんうごきません!
引用:Yahoo!知恵袋

私の家にはオスの黒柴がいます。室内犬で2歳になりました。彼は、3か月で我が家にやってきましたが、ほとんどしっぽを振りません。うれしいときも、しっぽを振らないのです。
引用:Yahoo!知恵袋

うちの甲斐犬のメス犬なのですが、子犬の頃からあまりしっぽを振りません。静かにゆら〜りとするくらいで、感情は主に顔で表現します。嬉しいとか、期待、悲しい、怖い、めんどくさいなどは、表情を見て判断します。
でも、先代のオス犬の甲斐犬は、めちゃくちゃ元気にブンブン振る犬でした。それは置いておいて、人は好きだけど、犬には知らんぷり、お腹を絶対に見せない、しっぽを振らない、たまにしか甘えない…。頭は良くて、怒らないし、大人しくていい子なのですが、うちの犬はプライドが高い犬なのでしょうかT_T
引用:Yahoo!知恵袋

このように、もともとほとんどしっぽを振らない子もいます。よく振る子は興奮しやすかったり、逆にほとんど振らない子は、精神的に落ち着きのある子だったりします。

高齢になってくると振らなくなることも

歳を重ねることで、筋力が低下してきたために振れないということもあるようです。また、体調不良のサインの可能性もあります。念のため、体をくまなくチェックしてあげましょう。

昨日今日と飼っている犬(メス10歳)のしっぽが下がったままになっていて心配です。いつも通り、ご飯も食べるし元気なのですが、唯一いつも撫でる時に近づいてしっぽを振るはずが振ってくれません。
引用:Yahoo!知恵袋

 

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まとめ

犬のしっぽは、喜んでいるときだけ振るのではなく、怒っているときや悲しい時も振られることが分かりました。また本当にリラックスしているときには、しっぽを振らないこともあるようです。よく観察をしたら、愛犬のいろんな感情を読み取ることができるようになるかもしれません。愛犬のしっぽの動きや表情を見ながら、今どういう気持なのか察知して、今後さらに愛犬との充実した日々を過ごしていきましょうね。


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