成犬では月に1回ほどの頻度でする必要があるという爪切り。

子犬の爪はどうしたらよいのでしょうか?
いつから始めて、どのように慣らせば良いのか、基本の爪切り方法やコツも合わせてご紹介します。

※この記事と併せて読むならこちらの関連記事もどうぞ。

正しいしつけの手順は?

子犬のしつけにおやつを活用しよう!

子犬の爪切り、いつから始めたらいいの?

ワンちゃんの爪は、生活環境により必要な頻度は変わってきますが、だいたい月に1回程度切っているという飼い主さんが多いようです。

お散歩で外を歩いているときに削れるぶんもありますので、歩き方のクセや散歩の頻度によっては「前脚の爪は月に1度は切るけれど、後ろはほとんど必要がない」という子もいます。

では子犬の場合はどうなるのでしょうか?

例えばワクチン・プログラムが済むまではお散歩には行きませんし、家の中で暮らしているだけで自然と削れて爪切りが必要なくなるということもちょっと考えにくいですよね。

”遊んでいるときにつめが刺さると感じたり”
”ソファなどの布製品に引っかかるようになったら切ってあげたほうがいい”
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1311987808
引用「Yahoo!知恵袋」

そのほか、成犬になってからもフローリングの上を歩いているときに爪が当たっている音がするなど、音を聞いて判断している飼い主さんもいるようです。

爪を切る必要そのものはまだなくても、爪切りに向けて足や爪を触られることに慣らしておいたり、道具に慣らしておくことは早々に始めるという飼い主さんもいます。

一生やり続けなければならない爪切り。たとえ月に1度の頻度であっても、いつか必ず爪切りのタイミングがやってくるのであれば、爪切りが怖くないワンちゃんになってくれた方が、ワンちゃん自身だけでなく飼い主さんも助かりますね。

犬の爪切り、どう慣らす?必要な道具は?

爪切りに必要な道具は

犬の爪切りに必要な道具は

  • 爪切り
  • ヤスリ
  • 止血剤

の 3つ。そのほか、脱脂綿など出血してしまったときに押さえるものを準備しておきます。

爪切りそのものは 2タイプ

犬用の爪切りの道具といえば、ニッパーなどのハサミタイプギロチンタイプがあります。扱いやすさなどの面で、ギロチンタイプを選ぶ飼い主さんが多いようです。また切れ味の悪い道具を使うとワンちゃんの負担が増えるため、爪切りに慣れている飼い主さんほど、切れ味を重要視しているようです。

”人間用の爪切りだと、ぱちんと切り落とした時に断面が見えないですし、思ったより切り過ぎてしまう可能性が”
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q11148989836
引用「Yahoo!知恵袋」

人間用の爪切りでも切れるんじゃないの?とも思ってしまいますが、血管や神経の通っているワンちゃんの爪を切るにはあまり向かないようです。

また、爪を切ったあとには断面を滑らかにするためにヤスリをかけますが、ヤスリには電動のものもあります。
この電動ヤスリを使って、爪を切ることなくケアしているという方もいます。

それぞれの方の使い勝手の良さに違いもありますので、どういう爪切りがいいかな?と悩んだら、こちらも参考にしてみてください。

犬の爪切り種類と選び方を教えて!人間用でも大丈夫かな?

もしものときの止血剤

ワンちゃんの爪をウッカリ少し切りすぎてしまったときなどは、出血することがあります。

出血してしまったら、血の出ている爪の先を脱脂綿などで押さえつつ、その爪の根元を圧迫することで止血します。それでも治まらないときには、市販の止血剤を使うと良いでしょう。

指や綿などに取り、出血している切り口につけてあげると、10秒前後程度で出血が止まります。粉末の止血剤は、出血した所に粉でフタをするような気持ちで量をつけてあげると、止まるのも速いですよ。

出血させてしまうとちょっと慌てちゃうかもしれません。あらかじめコツや止血方法について知識を得ておくと安心です。こちらでご紹介していますので参考にしてみてくださいね。

爪切り中にウッカリ出血!止血方法や道具、犬を出血させない爪切りって?

爪切りの慣らし方は?

”コツはいきなり切らずに爪切り見せておやつ”
”爪切りで体を触っておやつ”
”爪切りでちょっと爪切っておやつと段階を”
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q10173198715
引用「Yahoo!知恵袋」

ワンちゃんにとって、もともと脚はあまり触られたくないところ。そこでさらに爪を切るとなれば、切ったときのパチンという衝撃だけでも、切っている方が驚いてしまうほどビックリしてしまう子も多いようです。

嫌がって暴れるワンちゃんを押さえて爪を切るのは至難の業ですし、その経験をもとにワンちゃんがますます爪切りを嫌がる悪循環に陥ることも。その反対に、「爪切りは怖くない」と覚えられれば、嫌がって暴れたりすることもなくなりますよね。

ワンちゃんを爪切りに慣らしていくには、日々の遊びの中で道具や足を触られることに慣らすところから始めます。その後、爪を切られること自体に、少しずつなるべく怖い思いをさせないように気をつけながら慣らして行きます。細かく段階をわけてオヤツをあげながら爪切りを進めたり、ほんの少しずつ切って行くということが考えられますね。

最初からすべての爪を1回で完璧に切りそろえる必要はありません。ワンちゃんの性格でも「苦手具合」は変わってきますから、1回に足1本までを限界として少しずつ切って行くのでも良いでしょう。

まずはワンちゃんが爪切りに慣れることを優先してあげましょう。

最初は少しずつで時間がかかっても、ワンちゃんが爪切りに慣れる頃には、飼い主さんもきっと上達しているはずですよ。

上手に爪切り、基本とコツは?

やったことがないと難易度が高く感じる犬の爪切り。コツが分かれば、ワンちゃんにストレスをかけることなくスムーズに慣らせるかもしれませんね。

基本の爪切り、動画で見てみよう!

難易度の高いと言われる、黒爪の切り方は?

ワンちゃんの爪が白ければ血管が透けて見えるので、どこで切れば良いかもわかりやすいのですが、黒い爪のワンちゃんではそれが分かりにくく、苦労している飼い主さんが多いですね。そこで、少し違うポイントをガイドにした爪切り方法を獣医さんから教わった方の動画を見てみましょう。

※この記事と併せて読むならこちらの関連記事もどうぞ。

愛犬にお手を覚えさせる方法は?

愛犬が首輪を嫌がるときはどうしたら?

上手な爪切りのコツは?

切り方の中では、肉球を押すと爪が切りやすい状態に出せるという方法をよく聞きます。

そのほかにも、切る順番に気をつけるという方がいました。

”ワンちゃんは後肢よりも、前肢を触られるのを嫌がる子が多い”
”嫌なところからやってしまうと、大丈夫なハズの後肢もスムーズに出来なくなることがあるので、基本後ろから”
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q12154896092
引用「Yahoo!知恵袋」

一生の問題になる「爪切り」はパピーのうちから上手に慣れよう!

犬の爪は伸びっ放しにしていると、割れたり根元から取れてしまったりもしますし、体を掻いたときにひっかけたりとケガの原因に。

そのため月に1回程度という頻度で切る必要がありますが、爪切りを嫌がるようになってしまうと、ワンちゃんにも飼い主さんにも大変な仕事になります。

一生伸び続けるワンちゃんの爪。
パピーのうちから慣らして、爪切りがスムーズにできるようにしておきましょう。

愛犬のしつけについてもっと知りたい時はこちらからどうぞ ⇒ しつけ


スポンサーリンク

 

関連記事