お散歩のしつけには首輪!という意見はよく聞くものの、首への負担が心配という飼い主さんも多いであろう首輪。

首輪じゃなくても、ハーネスでもいいんじゃない?という気もしますが、ハーネスではしつけに向かず引っ張りグセがついてしまう原因になるという意見も多くあります。

それじゃ結局うちの子には、首輪とハーネスどっち?!という方は参考になさってみてください。

首輪とハーネスの違いは?

ワンちゃんのお散歩の必須アイテム、首輪・リード・ハーネス。リードなしでのお散歩はマナー違反ですし、何よりリードをすることによって、興奮したワンちゃんが飛び出して事故にあったりほかの人やよそのワンちゃんに飛びついたり噛みついてしまったという不慮の事故も防止できます。

この点では首輪もハーネスも目的は同じですが、特にお散歩デビュー間もない子犬のころとなると、少し事情が違ってきます。

子犬のうちは、引っ張らないことや拾い食いしないことなど、お散歩のルールを教えますよね。その点で子犬には特に、飼い主さんの意思が伝わりやすい首輪の方が良いとされています。でも、子犬だからこそ、首への負担が少ないハーネスの方が良いような気もしますよねぇ。

しつけと安全面、身体への影響はどう考えたらいいのでしょうか。

日清ペットフードのQ&Aコーナーでは、こんな回答がありました。

ハーネスも首輪もそれぞれに長所と短所があるので、どちらがよいとは一概には言えませんが、目的に合ったものを選ぶとよいでしょう。
引用「日清ペットフード株式会社」 https://www.nisshin-pet.co.jp/study/kurashi/dog/seikatsu0406.html

シンプルに考えれば、これ以上はないと言う回答です(笑)。では、首輪とハーネスそれぞれのメリットとデメリットを見ながら考えてみましょう。

首輪とハーネスのメリットやデメリット

首輪のメリット・デメリット

首輪のメリットとしては、

・手軽につけられる
・日頃から着けていられるので慣れさせるのが簡単
・迷子札などが付けられるものもあって安心
・飼い主さんの合図が伝わりやすい

ということがよく言われていますね。さらに、おしゃれ用などかわいらしいデザインのものから本革のしっかりした作りのものまで選択肢が多いというのもメリットのひとつですね。

逆にデメリットには、引っ張りグセのあるワンちゃんでは首、呼吸器などに負担がかかりやすいという点が挙げられます。引っ張ったときに首が締まった状態にはなるけれど、グイグイどんどん歩きたいワンちゃんにはちょっと心配になるところですね。実際、首輪を首に食い込ませてゼーゼー言いながらも、飼い主さんをひっぱって歩き続けているワンちゃんを見かけたりもしますし。

ハーネスのメリット・デメリット

ハーネスのメリットには、

・胴回りにつけるので引っ張ってしまってもワンちゃんの体への負担が少ない
・気管支炎などの呼吸器疾患のあるワンちゃん向き
・ヘルニア持ちのワンちゃんや高齢犬には歩行のサポートにもなる

という点があります。またよく見かけるシンプルなベルトタイプのものだけでなく、最近はお洋服一体型?!といったオシャレ要素も盛り込まれたハーネスも販売されています。

そんなハーネスのデメリットには、飼い主さんの合図が伝わりにくく、しつけに向かないという点があります。負担が少ないぶん、「引っ張っちゃダメ!」「拾い食いしちゃダメ!」と教えたい時にリードをグッと引いても、その意図が伝わりにくいんですね。そのため最初からハーネスでお散歩をしたことで引っ張りグセがついてしまった・・・という経験をした飼い主さんもいます。

首輪とハーネス、うちの子どっち?

首輪かハーネスかは、しつけの面と安全面とで飼い主さんにとって悩みの深いところですよね。首輪とハーネス、そのメリットとデメリットを踏まえて選び方の検討ポイントをまとめてみました。

子犬のお散歩デビューにはとりあえず「まず首輪」

これからお散歩デビュー!というワンちゃんには、まずは首輪がオススメです。

グイグイ引っ張ってしまったら・・・という心配はありますが、その「うっ!苦しい!」という経験からワンちゃんも学習します。そうしていろいろなお散歩のルールをマスターして行きますから、しつけ中の子犬のうちにはまずは首輪をという意見が多いんですね。

高齢犬や疾患のある子にはハーネス

呼吸器系などへの負担が心配な高齢犬や、疾患のあるワンちゃんには負担の少ないハーネスの方が良いとされます。またダックスなどヘルニアになりやすい犬種では、腰への負担をサポートしてくれるハーネスを選んでいるという飼い主さんもいますね。

ハーネスというと前脚の前後に通すベルトタイプのものが多くありますが、介護用などおなか周りに幅の広い布を回してワンちゃんの腰を引っ張り上げるような作りのものもあります。首だけでなく足腰への負担が心配なワンちゃんには頼もしいお散歩の味方になってくれるでしょう。

体形に合わせて選ぶ

Jラッセルとかにハーネスしてめちゃめちゃ引っ張られてる飼い主みるとかわいそうになる(笑)
引用「わんちゃんホンポ」https://wanchan.jp/osusume/detail/4465

うちはシェルティなので、首より頭が小さくて首輪だとスルッと抜けてしまう事があります。なので普段はハーネス、躾を入れたい時は両方つけます。
引用「わんちゃんホンポ」https://wanchan.jp/osusume/detail/4465

中型犬以上となると、引っ張る力も強いので、首輪でしっかりとしつけをしたいところですよね。しかし犬種によっては、頭が小さくて首輪がすっぽ抜けてしまう!という事態も。そうなると、しつけ以前の問題ですからハーネスを選択することになります。

引っ張りグセがあったら首輪じゃなきゃダメ?!

お散歩大好き!どんどん歩きたい!というワンちゃんでは、引っ張りグセがついてしまって・・・という子もよくある悩みです。そうなると、しつけのためには首輪が推奨されるのですが・・・。実は最近は、引っ張りグセを治すために設計されたハーネスというものも存在しています。

引っ張りグセは治したいけれど、呼吸器系の疾患があったりと首輪じゃ心配、という飼い主さんなら、そんなハーネスを試してみるのも手ですね。

いろいろ試しながら成長とともに変えてみては

愛犬に合わせて

基本的には、しつけが入るまでの間の子犬の時は首輪で大人になったら体型などによってハーネスにする、という人が多いようです。

ただし、人間の子育てと同様に、ワンちゃんだってその子によって性格や体型、持病など様々な違いがあります。そのため、「必ずしも絶対にこうじゃなくてはいけない」ということはありません。愛犬の個性を見定めながら、どちらかを選んだり、両方を使うようにしたりと工夫をしていくことは飼い主さんの役割なのです。

例えば、「子犬の時は首輪じゃなくちゃ」と思うあまりに、まだ「待て」や「お座り」がきちんとできない状態の時に首輪でお散歩に出かけて、万が一首輪が抜けてしまったらどうでしょうか?我が家の愛犬がそんなことになったら・・・!と考えるだけでも恐ろしいですよね。その様に、しつけの状況や体型などによっても適宜変えていくことも考えてみてはいかがでしょう。

我が家の場合

我が家では、子犬の間は車や人のあまり通らない道まで連れて行ってお散歩していました。その間に、「待て」などしっかりできるようになったので、実はほとんど首輪を使わないままハーネスへ移行しています。コマンドを理解してからハーネスを使うと、コマンドと同時にハーネスを引っ張ることで、セットで覚えてくれるようになり、ハーネスを引っ張ることでも停まるようになりました。もちろん、あくまでも我が家の例であって、すべての子が同じようになるとは限りません。

本来の目的を忘れずに

そもそも、ハーネスや首輪をする目的は、愛犬の安全や健全な社会生活を送ることができるようにするためですよね。その目的を満たすために、どちらにしたらより良いのか、ということを考えて取捨選択していけばよいのではないでしょうか。

 

 


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