犬のインフルエンザってあるの!?咳してるけど、風邪ひいたりするの?

・・・それって人間にうつったりしないの?という素朴なギモン。不思議に思っても当然です。インフルエンザとか、風邪というポピュラーな名前だけに、ちょっと心配してしまいますよね。

実は、犬のインフルエンザは病気の歴史の中でもわりと最近出てきたものになります。具体的にはどんな症状で、うつるのかうつらないのか!

そこんとこハッキリさせたいという方は読んでみてくださいね。

犬のインフルエンザや風邪

犬インフルエンザとは

犬のインフルエンザについては、わりと最近になって世界で流行が見られるようになってきたものです。今のところ、まだ日本では流行ったことはありませんが、海外から入ってきた犬から感染が広がらないとも限りません。

アメリカでは過去に大流行したこともあり、ワクチンも開発されています。その症状は人間がかかるインフルエンザと似通っていて、感染経路もほぼ同じです。空気感染もしますし、感染した犬からの飛沫感染、接触による感染もあります。排せつ物にももちろんウィルスは出ますので、それらに近寄らないことで予防できるのですが、飼い主が他の場所や他の犬からウィルスをもらってきて、そのウィルスが付着したまま自分の飼い犬に触ることでうつることもあります。犬を感染源に近づけないことはもちろんですが、飼い主側も感染した犬に近づかない注意が必要です。

犬インフルエンザの症状や治療方法

インフルエンザというだけあって、感染すると鼻水やくしゃみ、咳、発熱、悪寒で震える、食欲不振、元気がなくなるなどの症状が現れます。ただ、犬の場合にはほとんどの場合で軽めの症状ですむと言われています。そのため、インフルエンザではなく他の病気として診断されてしまったり、症状に対する対症療法の治療を受けることもあるようです。

インフルエンザは、人間同様に、ひどい場合は肺炎などを起こして死に至る場合もありますので、早めに病院にかかって治療を開始しておくことが大事です。とはいえ、基本的にはウィルスに対する特効薬はありませんので、安静にしつつ炎症を抑えたり、症状を軽くするための処置が行われるようです。

弱っている時には、他の病気も併発している可能性もありますので、飼い主さんの方で軽く考えて放置するのではなく、かかりつけの獣医さんに診てもらうのが一番良い治療となります。

犬風邪とは

犬インフルエンザとはまた別に、通称「犬風邪」と呼ばれているものがあります。ちなみに人間も同じことが言えるのですが、「風邪」というのは正式な診断名ではありません。風邪と似通った症状を示すいろいろなものの通称であって、正式に言えば「急性上気道炎」とか、別の名称になります。

犬の場合は犬アデノウィルスが原因の犬伝染性咽頭気管炎や、数種のウィルスに感染することによっておこる伝染性気管支炎(ケンネルコフ)がその代表例です。他にも、原因としては犬パラインフルエンザウィルス、犬ヘルペスウィルス、細菌などがあげられます。

犬風邪の症状や治療方法

風邪と呼ばれるくらいですから、皆さんが想像しているとおり、咳やくしゃみ、鼻水、発熱などの症状が出ます。また、下痢や嘔吐がある場合もあり、人間で言う所の「おなかの風邪」のような状態になります。ただ、下痢や嘔吐が長く続くような時は深刻な状態になっていることもあります。ただの風邪と軽く思い込まず、なんらかの症状が出た段階で早めに獣医さんに診てもらうようにしましょう。

動物病院では、状態に応じて抗生物質などの薬や炎症を抑える点滴など、様々な処置をしてくれます。

犬の発熱って何度から?

犬の平熱は高く、38.5度が平均くらいです。そこから1度以上高い状態が発熱と言われていますが、個体差もありますので、普段の愛犬の平熱を元気な時に計っておいて、熱っぽかったら改めて計ってみてくださいね。体温を測るときは、直腸検査がしっかりわかる検温方法です。動物専用の体温計も売られていますが、人間用のものも使えます(ビニールやサランラップなどを巻いて使えば、後始末が楽です)。

熱が高いようなら、身体のどこかで細菌やウィルスと戦っている証拠です。深刻な状態になる前に適切な処置が受けられるように診てもらい、安静にすると共に十分な水を飲ませてあげましょう。環境次第ではありますが、寒さに弱いタイプの犬なら身体を温めることも重要です。

予防には日ごろの食事と・・・

ひとたび病気になってしまうと、寝ているしかない訳ですし、昼間はおうちでお留守番がちなお宅では、犬を置いて出かけるのも忍びないかもしれません。やっぱり病気にはならない方がいいですよね。かわいそうですし。

そこで、予防を考えるのであれば、免疫力をつけるために普段からビタミンを多めにしたバランスの良い食事をとらせたり、たっぷりと遊ばせたり、よく眠れる環境を用意するなどが重要です。

インフルエンザに関しては、ワクチンもあるのですが、通常5~8種類混合ワクチンとなっていてインフルエンザ単体での予防接種はありません。また、日本では犬インフルエンザが流行ったことがないこともあって、そもそもインフルエンザワクチンを用意していない動物病院も多いため、あらかじめかかりつけの獣医に確認をしておいた方がいいでしょう。また、ワクチンには副作用もあることから、獣医さんと相談しながらあらかじめ打つかどうかを検討するのもよいですね。

犬インフルエンザが人に感染することはあるのか

人間のインフルエンザと犬のそれとは、ウィルスパターンが違うので、通常は人から犬へ、犬から人へというように種族を超えては感染しません。よほどの突然変異が起これば別ですが、その確率は低いのであまり心配せず、犬がインフルエンザにかかってしまったときはしっかり愛情を注いでお世話し、看病してあげてくださいね。

なでたり抱きしめたりすることで、愛犬から飼い主へインフルエンザがうつることはまずありません。ただ、多頭飼いしている場合は、他の子にうつる心配がありますので隔離してあげてくださいね。特に子犬や老犬は免疫力や抵抗力が少なく、うつってしまうと重症化しやすいですので、しっかりと体調がよくなるまでは接触や空気感染などに注意しましょう。

同じおもちゃで遊んだり、食器を同じものを使わせたりはダメですよ。

人から犬への感染については、こちらで紹介していますよ。参考にしてみてくださいね。

家族がインフルエンザに!飼い犬にうつったりしないか心配

 


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