犬の爪切りって、犬にとっても飼い主にとっても結構ドキドキするものかもしれませんね。うまくさくっと自分で切ることができれば良いのですが、初めから完璧にうまくいく人なんていません。でも、良い道具を使えば技術の未熟さをカバーしつつ、比較的安全に切ることができます。

じゃあ道具をそろえようかな、とペットショップやホームセンターなどの売り場で見ても、いろいろなタイプの爪切りが販売されているので、今度は何をどう選べばいいのか悩んでしう方も。家には人間用の爪切りはあるけど、これって使えるのかな?という素朴な疑問もあります。爪専用という意味では、きっと優れた道具のはずなんだけどな、なんて。

それではワンちゃんの爪切りについて、詳しくご紹介してみましょう。

犬の爪切りの頻度

そもそもお家で犬の爪切りをされている方が少ないかもしれませんので、爪切りの適切な頻度などはあまり意識していない人も多いでしょう。美容院にいくついでにトリマーさんにお願いしているとか、獣医さんに連れて行く時についでに、という方も多いかと思います。

一般的には、犬の爪は歩くたびに地面をけったりこすれたりして少しづつ削られます。かつて、室外飼いの犬が多かった頃って、爪切りなんて一生しないワンちゃんがほとんどだったでしょう。筆者が子供のころ実家で飼っていた犬も屋外犬でしたが、爪切りなんてしませんでした。

ところが、室内飼いの場合は爪がすり減りにくく、長く伸びやすくなってしまいます。そうなると、フローリングなどのツルツルした床ですべって怪我をしやすかったり、逆にカーペットや段差などにひっかかりやすくなって爪が割れるなどの怪我につながりやすいと言われています。そのため、爪切りの頻度としては、室内犬の場合は月に2回ほどチェックして伸びていれば行うのがよいとされています。外に出る機会が多い犬の場合は、地面との摩擦ですり減ってくれるので月に1度くらいで大丈夫です。とはいえ、体重の軽い小型犬の場合は、仮に屋外を歩く機会が多かったとしても、爪がすり減りにくいので、やはり月に2回くらいは必要かもしれません。

肉球からはみ出ない、地面に爪が当たらない長さが適正と言われていますので、室内を歩いていてチャカチャカと歩くたびに爪が床にあたる音がしたり、スキンシップのついでにチェックしてみて長ければ爪の切り時というおとになります。こまめに意識してチェックしてあげるといいですよね。

こちらでも詳しくご紹介していますよ。

伸び伸び爪はトラブルの原因に!犬の爪切りの頻度、どのくらい必要?

犬の爪を切らないとどうなる?長さはどれくらいなの?

犬用の爪切りの種類

犬用の爪切りには、いくつか種類があります。ハサミのように持ち手をつかんで挟むタイプが多いのですが、その中でも、ニッパータイプ、ギロチンタイプ、ピコックタイプがあり、他には電動の爪トリマー(ヤスリ)もあります。それぞれについて、使い方をご紹介しましょう。

ニッパータイプ

商品名:ペット 爪切り 保護ガード ネイルトリマー 犬用ネイルケア ニッパータイプ 安全ロック 爪やすり付き
参考価格:899円

親指と他の4本指で持ち手をつかみ、はさみのように扱える爪切りです。慣れれば細かな部分まで滑らかに形を整える事ができ、扱いやすいものになります。ただ、慣れるまでに少し時間がかかるかもしれません。コツとしては、少しずつ爪の角から削るように切っていくと失敗が少ないです。

このタイプは商品としての種類も多く、小さいサイズのものは小型犬に、大きなものは大型犬までカバーできます。ただ、サイズを間違えると切りにくくなりますので、どのサイズがどの大きさの犬向きなのかは、購入する時にしっかり確認しましょう。

ギロチンタイプ

商品名:廣田工具製作所 ネイルトリマー ZAN ギロチンタイプ 小型犬・中型犬用
参考価格:1846円

穴が開いた刃が重なることで爪をカットできる仕組みになっています。握り込めるので力が伝わりやすく、初心者でも扱いやすいのですが、若干バチっと勢いの良い音が出るので音に敏感で怖がりな犬にはつらいかもしれません。コツとしては、驚かせないようにしながら、少しずつ角を削るような感じで使っていき、慣れさせると良いでしょう。たいして力を入れなくても一回でさくっと爪が切れます。

ニッパータイプよりは爪が飛び散りにくいというメリットもあります。

ピコックタイプ

商品名:廣田工具製作所 ペット用つめきり [ZAN] ピコックタイプ
参考価格:2424円

これはギロチンタイプの改良型で、小型犬向きの爪切りです。ギロチンタイプと違ってニッパータイプのように横から挟めるようになっています。比較的扱いやすいので、子犬や小型犬で初めて爪を切る人にはおすすめのタイプになります。切れ味はギロチンタイプそのままで、より扱いやすい人が多く比較的安全です。指を間違って挟んでしまう事故も少なく、巻き爪にも対応可能です。

電動トリマー

商品名:電動爪トリマー 犬猫 ペット用 爪ケア 【安全】【USB充電式】【静音設計】犬猫 電動 爪やすり 爪切り 爪とぎ ネイルヤスリ 爪きり ネイルケア 犬 /小型犬/中型犬/大型犬 通用
参考価格:1980円

どんなタイプの爪切りでも、爪を切った後は切り口が鋭くギザギザになっているため、ヤスリでケアをしておかないと、かえってあちこちにひっかけてしまいやすくなります。そのため、もうひと手間かけてやすりで爪を削って滑らかな切り口にする方がよいのですが、それも面倒だと言う場合、便利な電動トリマーがあります。どうしても不器用でニッパータイプ、ギロチンタイプなどの爪切りだとうまく切れないとか、深爪しそうor血管も切ってしまいそうで怖いという方には、この電動トリマーで爪を削ってしまうという方法もあります。小型犬から大型犬まで幅広く使えます。

他のタイプの爪切りとセットで販売されている商品や、電池式、充電式など種類があります。爪を研いで少しずつ削って短くしていく商品ですので、気になるのは音や振動です。これは、少しずつ何回にも分けてしておけば音や振動にも慣れてきますが、下記の口コミにもあるように、商品そのものも比較的静かで振動も少ないようです。

爪切りが大の苦手なわんぱくワン娘&ワン息子が、それはそれはおとなしく研がせてくれました。最初の数分ほどは、びくびく嫌がりましたが、お気に入りのおやつでなだめつつ研ぎ始めたら、最後にはお腹を見せて居眠りしてくれるほど静かで振動も少ないです。爪の研ぎカスの細かな粉が飛ぶので、マスクの準備があるとよいですよ~。q(^-^q)

引用:Amazonカスタマーレビュー https://www.amazon.co.jp/dp/B0744BF235/

人間用の爪切りでも大丈夫?

誰でも一家に1個はあるであろう、人間用の爪切り。これも機能としてはもちろん優秀ですので、犬にも使えます。爪を挟んだらバチンッと一気に切れるのでギロチンタイプと似たような感じでカットできます。ただし、子犬や爪の小さい小型犬に限ります。

基本的に、小型犬でも種類によっては成犬になると爪も硬くなり、それなりに太くなります。そうなってくると人間用のものだと挟めない場合があります。大きめの犬用爪切りを買ってしまって、まだ成長しきってないので指を挟みそうな心配があって買いなおすなどの事情がある時は、人間用のものを使っても良いでしょう。ただし切れ味の良いもの、ぐらつきがないものを選びましょう。犬の爪は結構厚みがあるので、爪切りの方が痛むなんて事もあるようです。

犬用爪切り選び方のポイント

選ぶ時のポイントは2つ

犬用爪切りを選ぶ時のポイントには大きく分けて二つあります。まず一つは、使う側の使い勝手の良さや、技術という視点。もう一つは、犬側の大きさや性格によって選ぶという視点です。

使い勝手を主に考えるなら

初心者向け

使う側の視点で選ぶなら、まず初心者に向いているのは、ギロチンタイプになります。慣れなくて恐る恐る切ろうとすると中途半端に力が入り、さくっと切れない場合もあると思いますが、ギロチンタイプならさほど力を入れなくてもスパッと綺麗に切れます。

中級者向け

また、ある程度慣れていて、少しずつ角をまるくしながら切っていきたい、爪の形を調整したい方ならニッパータイプがおすすめです。バチっと切っておいてあとでヤスリで調節しても良いのですが、それでも角ができにくいようにするには爪切り側で細かな調節をしておく方が楽かもしれません。

不器用さん向け

また、どれだけ練習しても爪切りがうまくいかず、どうしても怖いといった方には、電動トリマーで削るだけにする方法もおすすめです。ただし、あまり長く伸びすぎない状態から削らないと時間がかかってしまって犬に嫌がられるかもしれません。人間の爪も、綺麗に伸ばす人はヤスリ掛けだけで爪の手入れをしますよね。そんなイメージで、ちょこちょこ削ってあげていれば爪は切らなくても良いかもしれません。

犬の視点で選ぶなら

身体の大きさ

もう一つの視点、犬側の大きさや性格で選ぶなら、まずは愛犬の大きさに着目します。大型犬なら大型犬用のもので切れば良いのですが、やはり切れ味が大事になってきます。その点で言うと、日本製のものはやはり切りやすく丈夫です。ギロチンタイプはとても優秀ですのでおすすめでしょう。中型~小型の犬ならどのタイプでも良いです。でも、大は小を兼ねませんので、サイズに合った爪切りを選びましょう。子犬であればピコットタイプでも人間用の物でも(笑)ニッパータイプでも、飼い主さんの好みで選ぶと良いでしょう。

爪切りや足先を触られるのがキライなら

なかなか大人しく触らせてくれない犬なら、少しずつ日々足を触ることから慣らしていき、電動トリマーで削る方法を取ると良いかもしれません。ただし、好みの長さに爪を整え終わるまで削っていく作業時間が少しかかりま。さくっと切って仕上げに削る方が犬の性格によっては負担が少ないかもしれません。

これらのことを参考にして、どれが良いかは飼い主さんがじっくり考えてチョイスしてみてくださいね。

イザ!爪切りをする場合には、こちらも参考にしてみてくださいね。

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