愛犬がきれいに、オシャレにトリミングされてかわいくなって帰ってくると嬉しくなりますよね。清潔になって、肛門腺も絞ってもらって、爪もきれいにカットしてもらったりして帰ってくるので、健康にも良いはずです。

こうしたトリミングは定期的にトリマーに依頼されている方も多いと思いますが、意外と費用もかかりますし、「混んでて予約が取れない!」なんてこともままにあります。

でも、自分でトリミングが出来れば、思い立った時や自分の予定に合わせて、いつでも自由にお手入れできます。それにトリミングで愛犬とスキンシップを取ることができれば、愛犬との距離も近づき、絆も深まりそうな感じもします。

愛犬も自分の手で丁寧に手入れしてみたいんだけど、やり方がよくわからない!動いてケガさせそう!

そんな方は、少しずつ勉強して慣れて行けばいずれはできるようになります。それに、専用の道具をそろえることは必須です。紙を切るための図工はさみでカットしてみたことのある方ならわかるかと思いますが、上手に毛が切れないんですよね。やはり専用の道具があった方が、やりやすくきれいに仕上がるので、まずは道具をそろえてみましょう。

意外と大きい自分でトリミングのメリット

長毛種の犬は、特に定期的なトリミングが必須です。放っておくと毛が絡み毛玉になったり、皮膚病になる、臭う、汚れが目立つ、など、見た目にもよくないだけでなく、愛犬の健康を害してしまうこともあります。犬を飼う以上、定期的なトリミングは、飼い主の義務と言えなくもありません。もしも自分でトリミングができると、様々なメリットもあります。

こちらも参考にしてみてくださいね。

犬が臭い!臭いの元をきちんとケア・病気が潜んでいることも

メリット1:コスト削減

トリミングサロンでのトリミング料金は、サロンによってまちまちではありますが、意外とコストがかかります。犬の飼い主あるあるで、「うちのワンコは家族で一番美容院に行ってるのよ」なんてよく聞きますよね(笑)。人間だったら数か月に1回カットすればいいやという人も多いと思いますが、ワンコはやっぱり月に1回くらいはトリミングしているでしょう。

犬って、ただでさえワクチンや普段の健康診断などで、医療費もかかるし、フードも身体にいいものを食べさせたい、洋服もかわいいものを着せたい、ゲージやトイレもインテリアにマッチするようなものにしたいし、お出かけ用カートも欲しい・・・なーんて、けっこう費用がかさみます。

そこで、定期的な出費となるトリミングが自分でできれば、美容にかかる費用を大幅に節約できるかも!?しれませんね。

メリット2:自分の都合に合わせやすい

トリミングの予約をしたいけど、タイミングによってはなかなか予約が取れないなんてことも。夏や年末などは、みんながトリミングしたい時期なので、やっぱり混雑します。人気店だと場合によって数週間先まで予約が取れないなんでことも。。。その間に愛犬の毛は伸びるし、身体も汚れてくるので、できれば先延ばしにしない方がいいです。

そこで、もしも自宅で都合の良いときに自由に自分でトリミングできたら、便利ですよね。雨が続いた後や、湿度の高い日が続くと、なんとなくワンコが臭うとか、お散歩で汚れた!なんて時についでにシャンプーとカットをしてしまえば、気持ちもすっきりですよね。

メリット3:老犬になっても安心

愛犬が若い内は良いのですが、10歳以上の老犬になってしまうと、サロンによってはトリミングを断られたり、動物病院併設のサロンを勧められたりします。と言うのも、トリミングは犬に多かれ少なかれストレスを与えて体力を消耗させることだからです。いつもと違う環境で、知らない人にトリミングされるって、犬にとっても不安なんです。そのため、老犬がトリミング中に具合が悪くなってしまったりした場合、動物病院併設のサロンの方が安心と言われています。

老犬のトリミングは犬にとって負担であるとは言え、トリミングしないわけにはいかないですよね。では、もしも愛犬が若いうちから自宅で飼い主さんがトリミングをしてあげていればどうでしょう。老犬になったとしても、今まで通り飼い主さんに優しくお家でトリミングされている分には、犬にとってもリラックスした環境で安心して身を任せることができますよ。これは、愛犬家にとっては最大のメリットではないでしょうか。

ただし、きちんとトリミングをするためには、飼い主さんもそれなりの知識を持つことが必要です。しっかり勉強しましょうね。

これだけそろえればOK!トリミングの道具

トリミングの道具は、初心者が行うならとりあえず安くて最低限の機能があるもので良い、とか思っていませんか?もちろん、機能的には最低必要なものが揃えればよいのですが、その道具の質によって、初心者でもトリミングしやすいかどうかが決まると言っても過言ではないかもしれません。トリミングに使うには、次のような道具を揃えましょう。

基本的に必要な道具

カット用ハサミ・梳きばさみ・ミニハサミ

参考価格:2560円(Amazon)

この商品のように、梳きばさみとカット用はさみとミニはさみ、コームがセットになっているお得なタイプもあります。もちろん、バラでも売られていますので、後から買い足す、古くなったから1本ずつ買い替えるということもできます。

細長いはさみ1本でも、やろうと思えばなんとかトリミングできますが、梳きばさみがあるとやりやすく、犬種や大きさによってはとても使い勝手が良いです。カットの素人が行う場合、梳きばさみで調整しながらカットした方が自然な仕上がりになります。いきなり普通のカットばさみでカットしてしまうと、その部分だけぱっつん!という感じになってしまうなん可能性もあります。

カットはさみは先が丸くなっているので、万が一皮膚に垂直方向に当てそうになっても、ワンちゃんを傷つける心配が少ない安全仕様となっています。その他にも、はさみが軽くカーブしたものなどがありますので、ワンちゃんに合わせて使いやすそうなものをチョイスしましょう。

ソフトスリッカー


参考価格:820円(Amazon)

”ソフトスリッカー”で検索すると、いろんなタイプの商品がたくさん出てきます。一口にスリッカーと言っても、大きさも様々ですので、ワンちゃんの大きさや使いたい部位に合わせて選びます。場合によっては、ミニサイズと普通サイズというようにサイズをいくつかそろえる人もいますね。

また、ソフトタイプとハードタイプのどちらがいいかというのも、それころ様々です。ハードの方が使いやすいのはポメラニアンなどの被毛が多くて毛玉になりやすいタイプの犬種です。コームだけではなかなか綺麗になりにくい毛玉やからまった毛などは、ソフトスリッカーを使うととてもきれいになりますが、先が尖っているのでやさしく使うようにします。初心者の場合は、まずはソフトスリッカーをそっとあてる事から練習した方が良いでしょう。犬種によってはソフトスリッカーまでは不要かもしれませんが、使えるようになっていると死毛や毛玉を取るのがとても楽になりますので、持っていると便利かもしれませんね。

ペットコーム

参考価格:999円(Amazon)

ペット用コームは価格も様々ですが、このタイプのコームが一つあると毛先を揃えながらハサミで切りやすいです。犬の毛って寝ていることが多いので、顔周りや頭の上などは、コームを使って逆毛を立てると短く切りそろえやすかったりします。

アタッチメント付きバリカン

参考価格:3200円(Amazon)

バリカンも、アタッチメントが多い物やコーム類とセットになったものなど様々なものが売られています。できれば振動音が少ないものの方が犬にとってはストレスが少なくなります。大きさや機能については、飼い主さんの使い勝手の良さで選びましょう。

シャンプー、ドライヤー、タオル


参考価格:1238円(Amazon)

トリミングの流れとしては、いきなりシャンプーしたいなと思うかもしれませんが、その前にまずは、ブラッシングしてからシャンプーし、ドライヤーで乾かしてからまたブラッシングして、それからまたカットするという流れの方がお手入れしやすく、失敗が少ないです。

タオルは自宅にある古タオルなどでもいいのですが、マイクロファイバー製のタオルを用意しておくと、タオルドライだけでもかなりの水気が取れるのでドライヤーの時間が短くなり、ワンちゃんの負担も軽くなります。

シャンプーやドライヤーはご自宅にあるものでかまいませんので用意しておきましょう。

あると便利な道具

獣毛ブラシ、ピンブラシ、ラバーブラシ

毛先が柔らかいものや、豚毛などの様々な種類のあるブラシ類。先が丸い物や、ゴムになっていて肌を傷つけないタイプなど、様々なブラシがあります。既にお持ちかもしれませんが、お持ちでない方も愛犬に合ったタイプやサイズのものを一つ持っておくとお手入れがしやすく、仕上げも綺麗です。トリミング準備のためのブラッシングや、仕上げのブラッシングとして使いましょう。

ペンシルバリカン

参考価格:4312円(Amazon)

トリマーとも呼ばれるこのペンシルバリカンは、細かな部分でハサミを使うのが怖い方には便利です。必ずしも必要ではありませんが、足裏の肉球周りなどで活躍します。身体のカットをしなくても、手足周りだけはマメにバリカンをしておきたい長毛種にはあると便利です。

ファーミネーター

参考価格:5228円(Amazon)

柴犬やポメラニアンなど、アンダーコートがある犬種の場合には、こちらのファーミネーターのようなアンダーコート専門のブラッシンググッズが一つあると便利です。換毛期などは、気持ちよいほどごっそり取れるので、カットやシャンプー前の準備として綺麗にできます。

換毛期に毛がたくさん抜けるタイプの犬を飼っている人は、これをしてからじゃないと、「お風呂の排水口が詰まる!」という方もいます。

専門学校のトリミングキットも便利!指導を受ける事も可能

全国には、トリマー養成学校もいくつかあります。そのうちの一つ、大阪ドッグサイエンス学院が監修したトリミングキットもネットで売られており、トリミング方法を丁寧に記述した教材、DVDのほか、爪切りや耳掃除なども含めたトリミンググッズと、専門学校へ習いに行けるチケットとがセットになって64800円になっています。必要なものが一揃い揃っているので買い忘れがなく、しかも本格的にきっちり技を習得したい方にはお得な内容かもしれませんね。

気になる方はこちらをご覧下さいね。⇒ 大阪ドッグサイエンス学院|通信講座 トリミングキット

自分でもトリミングOK!やり方は

シャンプードライヤーからカットまで

シャンプーはトリミングをする前準備として必須です。普段から行っているかもしれませんが簡単におさらいすると次のような手順です。

1.丁寧にやさしくブラッシングして毛玉やもつれ毛をなくしておく。
2.耳掃除もついでにしておく。お湯でふやかした垢をやさしくそっと取り除く。
3.できれば肛門絞りもシャンプー前にすませておく。
4.人肌くらいの温度のぬるま湯につける。
5.後ろ足から背中にかけて徐々にシャワーをあてていく。
6.シャンプーを泡立て、胴体はマッサージしながらあらう。
7.顏、足先、しっぽも丁寧に洗ってあげる。
8.シャワーできれいに流す。
9.リンスをして、洗い流す。
10.タオルで拭いてドライヤーで優しく乾かす。慣れていない犬は、普段からドライヤーで遊ぶなどして少しずつ慣れさせておく。

ドライヤーを嫌がる子は、大抵顔に風がかかるのを嫌がります。ドライヤーを顔から離し、顔には風を当てないように気を付けながら、毛を逆立てブラッシングをしつつ風を当てていくと乾きやすいです。

足先のカット

初心者がすべてを上手に行うのはなかなか難しいですし、飼い主もワンちゃんも怖いかもしれませんね。初めてでいきなり顔をカットするのはハードルが高すぎます。バリカンもハサミも、いきなりだと怖がったり嫌がるワンちゃんも多いので、まずは抱きかかえて切る事ができる足先から、カットのチャレンジをしてみるのも良いでしょう。こちらの動画はトリマー学校の先生がワンポイントを紹介しているのでわかりやすいです。

肛門絞り

ついでに肛門絞りの方法もトリマーさんが教えてくれる動画がありましたのでご紹介します。病院で教わっているかもしれませんが、自分でもできますのでチャレンジしてみましょう。頻繁にする必要はありません。1か月に一度くらいが目安です。

自宅でトリミングはマメさが失敗しないコツ

いかがでしたでしょうか?これらができれば、なんとなくきれいでかわいい感じにしあがると思います。

この記事のライターも、愛犬のトリミングをできる部分だけはしています。ちょっと毛が伸びるともっさりしてくる顔や足なんかをカットするのですが、個人的には、マメにやっておくと変なかっこうにならないという気がしています。あまり毛が伸びてしまってからだと、思い切って切らなければいけません。そうなると、思ったような形に仕上がらないかもしれませんが、少し伸びたところだけをチョンチョンと切るだけにしておくと、あまり印象が変わらないまま毛を短くすることができますよ。

ぜひトライしてみてくださいね。


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