人間であれば、歯磨きは小さい頃から当たり前として習慣化しているものなので、小学生でもそれなりに難なくできていますが、犬にとっては慣れていなければ恐怖以外のなにものでもない物です。そもそも歯磨きという概念を理解できないですしね(笑)。

また、犬のマズル付近はとっても敏感で、信頼できる相手でない限り触らせてくれない犬も多く、歯磨きなんて嫌!!と全身で拒否して逃げ回る愛犬を茫然と眺める飼い主さんも多いことでしょう。「もうあきらめるしかないのかな」となってしまっては、犬の健康上よくありません。

歯周病は口の問題だけではなく、実は全身への悪影響を及ぼしてしまうかもしれない、恐ろしい病気であることがわかってきています。長く元気でいてほしい愛犬であるならば、なおさらお口のケアは必須ということに。

歯周病についてはこちらを参考にしてください。

犬の歯石は取らなくちゃだめ?費用と方法、道具は

犬の歯石ケアの頻度は?どうなったらやった方がいいの?

ではどうすれば克服できるのでしょうか?みんなの知恵を集めてみました。

歯磨きいや~!あるある歯磨きの悩み

まずは、歯磨き嫌いの犬に悩んでいるみなさんの声を集めてみました。

口の小さい犬は開けるのが苦手?

歯磨きをいやがるのは仕方ないですか?
チワワだからか大きく口を開けることになるし、だからかすごい嫌がります。
(中略)
今は歯磨きを準備すると逃げ出すぐらい完璧に苦手意識が付いてしまっているので、誘導作戦が効くかどうかです
引用:YAHOO!知恵袋 https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1181289506?__ysp=54qsIOatr%2BejqOOBjSDjgYTjgoTjgYzjgos%3D

こんなふうに、歯ブラシを用意したり、歯磨きの気配を察知しただけで逃げ出そうとするワンちゃんも結構多いのでは。歯ブラシが大嫌いという子もいますが、そもそも口を開けるのが嫌とか、口付近を触られるのが嫌で逃げ出すワンちゃんも多いのです。

歯ブラシは突然始めると嫌がる犬が多い

犬が歯磨きを嫌がります。人間の子供の歯ブラシを使って犬の歯磨き粉で口を磨こうとするのですがダメで、その歯磨き粉を水に溶かして口の中に噴射して歯磨きを済ましてみるのもありなのでは?と思いました。
引用:YAHOO!知恵袋 https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q10180341420?__ysp=54qsIOatr%2BejqOOBjSDlq4zjgYzjgos%3D

人間用の歯ブラシも、様々な硬さ、大きさのものがあります。この方がどのタイプの歯ブラシを使ったかはわかりませんが、犬用の小型のブラシは極細で柔らかめのものが多いようです。歯磨きのしつけを始めたころのやり方や、道具の硬さ、口の中での歯ブラシのぶつかり具合なども嫌がる原因のようです。似たような疑問で、ブラシの種類やブラシを噛んでしまうことで悩まれている方もいらっしゃいました。

歯磨きを小さい頃に慣れさせていない場合はかなり難しい

ミニチュアダックスの7歳オスを飼っています。小さい頃歯磨きをあまりしていなかったこともあり、歯磨きをとても嫌がり、虫歯だらけです。無理にしようとすると噛みつかれます。
引用:YAHOO!知恵袋 https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q10178256455?__ysp=54qsIOatr%2BejqOOBjSDlq4zjgYzjgos%3D

この方のように、小さい頃しっかり歯磨きに慣れさせていなかった場合、成犬になって歯石が気になる頃にあわてて歯磨きを頑張ろうとしても、なかなか難しいことが多いです。同様な口コミが多数あるなかでは、やはり「獣医さんに歯石や歯槽膿漏を指摘されて歯磨きを頑張ろうと思った」という方も多く、その時点ですでに成犬になってしまっていることも多いですね。

小型犬などのように、歯石のつきやすい犬は乳歯の段階ですでに歯石がびっしりついて・・・という状態のこともあり、その場合には犬がまだ若いうちから歯磨きをしっかりしなくてはという意識が飼い主さんにも芽生えます。しかしながら、中型犬や大型犬の場合は小型犬に比べて歯石がつきにくく、ゆっくりと歯石が増えていくので、成犬になってから歯石を指摘されて、それからはじめて歯磨きを意識し始める方が増えてくるのも仕方のないことなのかもしれません。

犬を怯えさせるとその後がかなり難しい

一度押さえつけたりすると、次回から歯ブラシを見ただけで
すっ飛んで逃げてしまうかもしれませんよ(実体験済み(>_<)
引用:日刊子犬生活 https://inujb.com/situke26.html

歯磨きをしっかりと完璧にやりたいあまり、逃げそうになる犬をぐいっとつかんでしまったとか、押さえつけてしまうことってありますよね。でも、まだ歯磨きに慣れていない頃にそんなことをたった一度でもやってしまうと、犬にとって歯磨き=嫌なこととして記憶されてしまい、歯磨きをしようとするたびに逃げてしまって大騒動☆なんてことも多々あるようです。

こうしたら歯磨きできるようになったよ!

ご紹介してきたように、歯磨き嫌いの犬たちに悩んでいる人はけっして少なくありません。みんな似たような悩みを持っています。でもその一方で、歯磨きに成功した!という方もたくさんいらっしゃいます。どのように工夫すると歯磨き嫌いをなくすことができるのでしょうか。いくつかの例をご紹介してみましょう。

最初が肝心!これから歯磨きチャレンジする人はこの方法で

最初は無理に歯ブラシをするのではなく
犬の歯を触って慣らしてあげてください。
いきなり、口に異物を入れられると
犬も今後、嫌がるようになる可能性があります。

うちの子は1歳ちょっとですが継続してやっています。
獣医さんも何かされていますか?っと
聞かれるくらい綺麗な状態です。
引用:YAHOO!知恵袋 https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q13161158618?__ysp=54qsIOatr%2BejqOOBjSDlq4zjgYzjgos%3D

歯ブラシをつかっているなら、ただ、あてるだけとか、美味しい味のワンちゃん用の歯磨き粉などをただ歯ブラシを使って歯に塗り付けるだけでもいいです。根気よくじょじょにならしていくといいです。しつこくやると、嫌がります。
え?とおもわれるかもしれませんが、歯ブラシをしたら、少量の割ったワンちゃん用のビスケットなど、ご褒美をあげると、歯ブラシしたら、いいことある!と思わせましょう♪
引用:Yahoo!知恵袋 https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q14197891284?__ysp=54qsIOatr%2BejqOOBjQ%3D%3D

歯磨きをチャレンジする前から徐々に口や歯を触られることに慣れさせ、その後歯ブラシを使うようにするといいようです。ポイントは、徐々に慣れるまで根気よく続けて、嫌がる場合には無理に行わないことです。いずれワンちゃんもおとなしく楽しく歯磨きをさせてくれるようになるそうです。

ただ、既にもう大っ嫌いになってしまったから無理!と思われている方もいるかもしれませんね。そういった方でも、倍の時間をかけるつもりで少しずつ頑張ると、いずれは触らせてくれるようになるかもしれません。こればかりは、飼い主さんとの信頼関係や愛犬の性格、ささいなポイントでやり方が向かないなど、様々な要因があるので、必ずしも歯ブラシが大好きになるとは言えません。繊細で臆病な性格の子であれば、やはり一度怖い思いをしてしまうとなかなか慣れてくれない可能性もあります。

ですが、何もやらない状態で口内環境の悪化をそのままにしておくよりは、とりあえず他の方法で歯垢ケアをしつつ、段階をふんで少しずつゆっくり、犬のペースに合わせて口周りを触ることに慣れさせておくとよいと思います。口に触ったりすることになれると、薬を飲ませる時とか他の場面でも役に立つので、やはりできるようになるといいですね。

歯ブラシ以外から始める方が成功しやすい

飼ったばかりの子犬の頃は、歯磨きシートを指で巻いて歯や歯茎の汚れを落としていましたが、愛犬が歯磨きにある程度慣れてから、犬用の小さめの歯ブラシに替えて磨くようにしました。
引用:YAHOO!知恵袋 https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q14175068854?__ysp=54qsIOatr%2BejqOOBjSDlq4zjgYzjgos%3D

前述の「徐々に慣らす方法」にも通じますが、最初は口周りをさわらせる、その後にシートやガーゼなどで指を使ってそっとぬぐう、その後に少しずつブラシをあててみる、といった具合にやり方を徐々にレベルアップしていく方法は、プロである獣医師さんたちもよくおっしゃっています。

小さめのブラシや柔らかめのブラシなら、チクチクする刺激があってもおとなしくしてくれているという口コミも見かけました。歯周ポケットや歯と歯の隙間は、やはりブラシに勝る道具はないようです。充分慣れてくれた時には、いずれはブラシにも挑戦させたいですね。といっても、あせりは禁物ですよ。

かわったアイテムだと興味が出る?

うちの場合、電動歯ブラシで磨いてあげてます。うちの犬は幸いにも電動歯ブラシで磨いてもらってるのが何かの遊びだと思って一生懸命口をくちゃくちゃやってます。おかげで比較的きれいです。
引用:読売新聞(YOMIURI ONLINE)発言小町 http://komachi.yomiuri.co.jp/t/2006/0126/075429.htm

赤ちゃん用の歯ブラシ(ゴムの突起がついた指サック状のもの。指にはめて磨きます)がお勧めです。
通常の歯ブラシよりやわらかいせいか、あまり嫌がらずに歯磨きさせてくれますよ。
引用:読売新聞(YOMIURI ONLINE)発言小町 http://komachi.yomiuri.co.jp/t/2006/0126/075429.htm

この他にも、ガーゼや軍手、使い古した靴下を結んだもので遊びながらだったら磨かせてくれたなど、通常の歯ブラシとはちょっと違った物を使うと恐怖心が和らいで口を開いてくれる子が多いようです。軍手は飼い主さんも動かしやすく、触りやすいので良いようです。

歯ブラシ以外にも試してみたいグッズ

歯ブラシを嫌がるなら、それ以外のものでケアをしている間にゆっくり慣らすのが良いようです。ではおすすめグッズにはどんなものがあるでしょうか。知恵袋などでも書かれていた、みなさんに定評のある歯磨きグッズをいくつかご紹介します。

歯磨きおもちゃ

アドメイト 犬用おもちゃ ナチュラルコットンロープ 

参考価格:635円

ブラシもだめ、シートどころか手で口付近を触るのも嫌がる、といったワンちゃんにはとりあえずおもちゃを噛ませることで歯磨き代わりにしてみてはいかがでしょうか。形状や素材、大きさもバリエーション豊富にいろんなものが売られています。飼い主さんと遊びながら歯垢が取れて行くような、綿を編み込んでいるような繊維のロープ状のものがおすすめです。

うっかり誤飲してしまわないような安全な大きさや形状のものを選び、遊ばせる時は必ず傍についていましょう。奥歯に噛ませるとより効果的です。注意点としては、案外犬の歯は抜けたり欠けやすかったりもしますので、あまり強く引っ張り合いをするのは禁物です。特に手前に引っ張ると抜けてしまったという事例もありますので、強く力のかかる方向へ引っ張らず、飲み込まないように持っておくだけになるよう力加減をして留めておきましょう。

歯磨き軍手

犬口ケアゆび歯ぶらし
参考価格:430円

歯磨きグッズで手袋タイプのものは重宝しますし、おすすめしている獣医さんもいるくらいです。ブラシは怖くても、飼い主さんの指や手なら怖がらない犬も多いからです。でもこの商品は、単なる手袋ではなく、更にグレードアップした歯磨きグッズです。歯磨きをする時にガーゼや指サックだと、どうしても誤飲の心配がありますよね。でもそのリスクを最小限に減らし、かつ愛犬と遊んでいるかのような楽しいコミュニケーションをとりながら指で歯磨きしてあげられるのです。指先につけられたナイロンの突起のおかげでブラッシングしているような効果を得られるので歯の裏も指で丁寧に傷つけず擦ってあげられます。脱げてしまうほど激しく遊びでもしないかぎりは誤飲の心配もほぼありません。

ガーゼまたは歯磨きシート


参考価格:842円

わたしはトイプードルを飼っていますが、歯みがきは毎日シートを使っています。多少は嫌がりますが、うまくやれるようになれば奥まできちんと拭き取れます。
引用:YAHOO!知恵袋 https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q10180341420?__ysp=54qsIOatr%2BejqOOBjQ%3D%3D

歯磨きで、特に小型犬や子犬に最初にチャレンジする時はブラシではなくガーゼやシートを推奨している獣医さんも多く見られます。というのも、やはりいきなり得体のしれない棒の歯ブラシを口につっこまれるよりは、犬の方も飼い主さんの指とか手の方が抵抗が少ないからです。とはいえ、ガーゼの場合は破れにくいタイプのものを選ばないと噛んで破れることもありますし、シートが小さければ飲み込まれる心配もあります。使う時はしっかり指でおさえて、歯にひっかかってはずれたりしないように磨いてあげたいですね。

特に歯垢が溜まりやすい犬種の場合には、なるべく気長に頑張ってみてはいかがでしょうか。

歯石ができやすい犬種はお口のケアを大切に!要注意の犬種

いろいろと試しながら、愛犬とのスキンシップだと思って続けてみたいものですね。

 


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