ワンちゃんを飼っている飼い主の方は、旅行に行く計画があるとき、ワンちゃんをどうしますか?

大学卒業を前に行く卒業旅行や会社の研修旅行、結婚後のハネムーンなど、皆さんの人生の中でも大事な思い出作りの場である旅行。特に現代はゴールデンウイークやお盆期間、年末年始などに家族で旅行に行く人口がどんどん増えており、その行先も国内よりも海外へ行く人の方が多いという人も増えています。

そんな時、普段は近所をお散歩する程度の外出しか経験していないワンちゃんを旅行に連れて行くか?それとも親戚の家やペットホテルなどに預けて行くか?いろいろと悩みますよね。でも、どうしても旅行に行かなければならない場合、飼い主であるあなたはどこかのタイミングで決断しないといけません。

今回は、愛犬家の方が誰もが経験する、「ワンちゃんと一緒に遠出(旅行)するか否か問題。」について考えていきたいと思います。

家族旅行に愛犬は一緒かお留守番か

ワンちゃんを飼っているご家庭の方は、ワンちゃんを飼うにあたって「ウチは1泊以上の旅行には行かない!」とあらかじめ決めてしまうところもあるようです。しかし、そのうちに家族の思い出のひとつとして旅行に出たいと思う方もいらっしゃると思います。例えば、お子さんが生まれて成長していけば、お子さんの子供の時の思いで作りにどこかへ行こうと思うのも自然な流れですよね。

ワンちゃんを飼い始めてから初めて旅行に行く計画を立てる時、飼い主さんはワンちゃんの扱いについて、一緒に連れて行くかどうか?の選択を迫られます。いつも一緒に生活しているワンちゃんを長時間ひとりにするのは可哀そう、だから一緒に連れて行きたい・・・と思いつつも、旅行先でワンちゃんが他人に迷惑をかけてしまったら・・・と考えてしまいますよね。

では、世の方々は、家族旅行をする際のワンちゃんの扱いについて、どのように考えているのでしょうか。

ワンちゃんを同行して旅行させたいと思っている、「ワンちゃん同行賛成派」の意見と、ワンちゃんをペットホテルも含めたどこかへ預けて欲しいと思っている、「ワンちゃん同行否定派」の意見を見てみましょう。

愛犬をお留守番は可哀そう!な意見

まずは、「ワンちゃん同行賛成派」の方々の意見を実際の体験談も含めてご紹介したいと思います。大事なワンちゃんを旅行に連れて行かず、留守番させる事に反対している方々はどのようなお考えをお持ちなのでしょうか。

うちの場合は、犬を飼うと決めたときに、飛行機に乗っての旅行はしないと決めました。
犬に留守番はできるだけさせない。
旅行に行くなら、犬も一緒につれていける場所、プランにする。
避けられない場合は仕方がないけれど、原則は他人に犬を預ける事はしない。
そういう考えで、犬を迎えました。
なので、海外旅行のためにペットホテルに預ける事はしません。
引用:Yahoo! 知恵袋 https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q12121680387

以前5泊6日ぐらいで旅行に行きましたが、犬が心配で、ずーっとソワソワして落ち着かなくて・・・
それ以来、預けての旅行には行かなくなりました
(中略)
「1週間で帰ってくるよ。」なんて、犬に言ってもわからないじゃないですか。
だから、きっと不安だろうな。と思います。帰ってくるのかどうかも不明ですものね。
引用:Yahoo! 知恵袋 https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q12121680387

もう10年以上犬を飼っています。
犬を飼うとき、家族で旅行のことについて話題になりました。
結論としては「一緒に連れて行ける範囲内で楽しむ」となりました。
犬を飼うのも人間の勝手。なのに旅行だから、なんて置いて行ってしまうのはもっと勝手だということです。
ましてや、他人に馴れていない犬はもってのほか。
子犬の頃から訓練して、お泊りが平気な犬ならいいかもしれませんが。
そこまで責任持って飼わなくてはいけないということですね。生き物であり、家族なんですから。
うちは年に1度、夏のお盆や世間の夏休みをはずした時期にペットと泊まれる宿に泊まります。
引用:YOMIURI ONLINE 「発言小町」 http://komachi.yomiuri.co.jp/t/2006/0610/091943.htm

8ヶ月のトイプーを飼っています。
基本、旅行は一緒に行きます。
と言っても、移動は車ですが・・・
うちは小さいときから車に乗せていましたので、車は嫌ではないみたいです。
(中略)
宿泊は、ペットと泊まれるペンションを選び、外出先にはいつも使っているトイレトレーやケージ、ベッド、おもちゃを
持って行って環境をあまり変えないようにしています。
引用:Yahoo! 知恵袋 https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1127408456

どの方も、ワンちゃんを大事な家族の一員として考えているようですね。家族の一員だからこそ、預けるのではなく必ず同行させ、いつもの生活と変わらぬように配慮する飼い主さんたちの想いが伝わります。

人間の都合で遠出するなんて可哀そう!な意見

では逆に、「ワンちゃん同行否定派」の方々はどのように考えているのでしょうか。実際に過去に経験している方の意見と、ワンちゃんを飼っていない方の意見もご紹介します。

私もペットを飼っていますが旅行は諦めています。
一緒に連れて行くという案もありますが、長時間の移動は動物にはかなりのストレスになりますからね。
引用:YOMIURI ONLINE 「発言小町」 http://komachi.yomiuri.co.jp/t/2006/0610/091943.htm

人の声でうるさい場所、高くて不安定な場所で犬は楽しめるのかなぁ?って。
犬は主人と離れたくない動物ではありますが、主人の都合で連れまわされるのは可哀そうです。
引用:Yahoo! 知恵袋 https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q10166109465?page=1

思うに、人間の赤ん坊も同じですが、飼い主は喜んでもペット側は旅行なんてちっとも楽しくなくストレスになるだけでしょうね。まぁ、ペットホテルのケージに何日も預けられるよりはマシだろうけど、所詮飼い主のエゴです。
引用:YOMIURI ONLINE 「発言小町」 http://komachi.yomiuri.co.jp/t/2011/1213/468113.htm

犬が可哀想というか周りが迷惑なんで連れて行かないで下さい
観光地に連れて来てまで糞尿撒き散らさせるアホの犬飼いいますよね〜
引用:Yahoo! 知恵袋 https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q10166109465?page=2

後半は飼い主のマナーに対する少々厳しい意見もありましたが、基本的にはワンちゃんと一緒に旅行に行く事で、ワンちゃん自身がストレスを感じてしまい、楽しめないのではないか?という感じでしょうか。

賛成派にも否定派どちらにも共通する事は、ワンちゃんを大事に想うがこその意見という事ですね。

犬にとっての楽しいことってなんだろう

いろいろな意見がある事がお分かりになったと思いますが、実際のところワンちゃん自身はどう感じているのでしょうか。そもそも、ワンちゃんにとって幸せな事や楽しい事など、「心地よい状態」というのはどういった事なのでしょうか。

飼い主という信頼できる存在がいること

犬種にもよりますが、もともと犬の習性というものは、穏やかで優しく、人懐っこくて飼い主に従順というのが基本です。また、犬の祖先は群れで暮らす動物であったため、信頼のできるリーダーや家族の存在を大事にする傾向があります

ですので、普段の生活の中でワンちゃんが不安になったり困った事があったりしても、リーダーであり家族である飼い主さんと接する事で「この人一緒にいれば大丈夫」と安心するわけですね。犬にとっての不安や心配事というものは大きなストレスに発展し、病気に繋がる原因となりますので、そういった事が軽減される存在がいるだけで、ワンちゃんは幸せを感じているのです。

安心して生きる場所があること

少し漠然としていますが、食事面や衛生面、そして適度な運動といった健全で健康的な生活を出来る環境が整っていることは犬にとって大事なことなのです。

人間と同様に、犬もしっかり食べて快適に眠れる場所があるのは幸せな事であり、そんな当たり前の環境が心身の負担がなく健康に育つ大事な要素なわけです。また、基本的に犬は体を動かす事を本能として組み込まれていますので、日頃の散歩やドッグランで遊ぶなどといった行動がその本能を満たし、充実感を得る生活を送る事ができることで、さらに幸せを感じるようになります。

人間だって犬だって性格や好みに違いがある

初めて旅行にワンちゃんを連れて行くかどうかを決める際、飼い主さんはいろいろな視点で考えて、一緒に連れて行くか留守番をさせるかを検討すると思います。判断する基準やポイントが難しいと思う方がいらっしゃると思いますが、そんな時はご自身のワンちゃんの個性を見極めてみましょう。

見知らぬ人との接触や環境の変化に対するストレスの度合い

人間と同じように、犬もそれぞれ性格や好みが違います。例えば、一人遊びが上手な子もいれば、飼い主さんにベッタリで一緒に遊ばなければ満足しない子もいますよね。人懐っこくて誰にでも大人しく寄り添う子もいれば、他人を警戒し過ぎて吠えてしまう子もいます。

そういった普段の生活状況などから、ワンちゃんが一人でいる事や家族以外の人への接し方、異なる環境に対するワンちゃんのストレス度合いがどのように変化するかを感じ取る事が出来るはずです。そうする事で留守番(ペットホテルへ預ける)をさせる、もしくは一緒に連れて行くという判断がしやすくなると思います。

しつけと年齢も考えて

判断をする上でもうひとつ重要なのは、小さい頃からのしつけと加齢などによる変化に気づいてあげる事です。

社会性を身につけられていますか?

最近の国内外の観光施設や商業施設はペットへの理解から、専用の遊び場やドッグランなどが併設され、ペット同伴可の飲食店や宿泊施設も確実に増えていますので、普段の生活とあまり変わらない環境にワンちゃんは身を置ける事でストレスを軽減できると思います。

しかしながら、どうしても長時間の移動やペットを連れていない人たちと行動を共にしなければならないシチュエーションがあります。また、ペットホテルにワンちゃんを預ける際もきちんとお留守番出来るようにしておくのがマナーのひとつだと思います。そういった時に大人しく、回りに迷惑をかけないためには小さい頃からのしつけがとても重要です。もしも他の人に迷惑をかけてしまいそうであれば、まずはしつけの見直しを優先し、社会性を身に着けることを考えた方がよいでしょう。

加齢にともなってできないことや適応できない環境が増える

同時に、ワンちゃんの成長過程の変化を感じ取ってあげましょう。シニア犬になってくると、何かの原因で持病を持ってしまったり、昔できていた事ができなくなってしまったりする事は、どのワンちゃんにもあるものです。その変化に対応してあげる事で、ワンちゃんは快適に生活する事ができますし、幸せを感じる事が出来るでしょう。

家族の一員としての犬

大事な家族の一員であるワンちゃんと一緒におでかけすることには、賛否両論ありました。また、飼い主のマナーに対する苦言もありました。

ワンちゃんのしつけや飼い主さんのマナーについては、犬を飼う人それぞれに向上できるものなのでしっかりと気を付ける必要がありますよね。

また、ワンちゃんのことを家族の一員として本当に考えるのであれば、やはりワンちゃんの性格や異なる環境への適応能力、年齢、体調などを飼い主さんがきちんと理解して、一緒に行けないようであれば家族全員での旅行を断念するくらいの気持ちは持っておく必要がありそうです。その上で一緒に行けると判断したとしても、ワンちゃんが安心で快適に過ごせるような工夫は飼い主さんがしてあげるべきだと思います。

それらのことがクリアできるのであるならば、ワンちゃんと一緒の家族旅行が素晴らしい思い出になることは間違いないでしょう。今までの生活スタイルや性格、環境、年齢、持病の有無などを総合的に考慮して、飼い主の方々には「ワンちゃんにとってコレが一番イイ!」と思える選択をしていただき、旅行というイベントを良い思い出作りの時間として、是非楽しんでいただきたいと思います。


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