愛犬が特に小さいうちは、トイレシートは格好のおもちゃになってしまいますよね。成犬になっても、色んな理由でガジガジされがちなトイレシート。もし間違って飲んでしまったらどんなことになるのでしょう!心配で心配でたまらない飼い主さんも多い事だと思います。私もそうでした。

ではどんな所に注意して、誤飲しないようにすればよいのでしょうか。そして万が一飲んでしまったら?

怖い事になる前に予防できる所はあらかじめ環境を整えて、飼い主さんも犬もストレスなく楽しく過ごせるように工夫してみましょう!

トイレシートでびりびり遊んじゃう子は注意

室内犬の場合、トイレはトイレシートでしているという方も多いでですよね。でも、最初のしつけがすんなりうまくいかず、子犬の間はとにかく遊び道具の一つととらえてしまうこともあります。ワンちゃんのタイプによっては、何度しつけをしなおしても、トイレシートで遊んで噛んでしまうなんてこともよくある話です。成犬になるとやらなくなる子もいるので、子犬の間は仕方がないか・・・とあきらめモードの人もいらっしゃいますよね。

では、何歳くらいまで耐えたらこの時期を乗り越えられるのか?と言うと・・・残念ながら、ボーダーラインはありません。個体差がものすごくあるからです。

概ね、子犬の時期はどんなものでも遊びがちで、成犬になると噛まなくなる事もあるとは知られていますが、大人になったからといって必ずしも噛まないわけではありません。ストレスや、運動不足などから本人(犬?)が望まなくても、つい噛んでしまう事だってあるのです。かと思えば、最初からまったくシートには興味を示さず、トイレをすぐ覚えて噛むことがない子もいます。

「うちの子はすぐにおトイレを覚えてトイレシートも噛まないのよ」なんて耳にすると、「ウチの子デキが悪いのかしら・・・」なんて思ってしまうかもしれませんが、そういうわけではありません。もちろん、きちんとワンちゃんにあったトイレトレーニングは大切ですが、それがダメだから失敗するというわけでもありません。そういう性質をもった子なんだと把握して、飼い主さんが工夫して原因を取り除き、トイレシートを誤飲してしまわないように注意してあげましょう。

トイレシート誤飲で心配なこと

もし、自分の愛犬がトイレシートを飲み込んでしまったらものすっごく不安ですよね!トイレシートには水分吸水ポリマーが入っていて、これは自重の400倍~700倍もの水を吸水してゼリー状に固まらせる成分が入っているのです。

こんなものを飲みこんで、もしもおなかで膨れてしまって詰まったらどうしよう!?そもそも、ポリマーって体に悪いのでは?など、怖い想像がぐるぐるまわってきてしまいます。

愛犬がただ単にトイレシートをびりびりに破いてストレス発散!あるいは遊びのかわりにしていたとしても、飲み込んでなければまだ安心です。でも、びりびりにしている現場を見ないまま事後に気付いたら、吸水ポリマーを飲んだのか飲んでないのかわからず不安になりますよね。事件現場!?を見ていない場合は、残ったシートの量から推察してみましょう。病院へ行ったら状況を説明し、指示を仰ぎましょう。

食べてしまった量によっては、便から排出されるのを待つように言われるかもしれません。ポリマーは消化吸収されないので、毒のように吸収されて死に至るなんてことはありません。ただ、トイレシートを誤飲してしまうと、歯周病、食堂閉塞、腸閉塞、胃に留まるなどいろんな病気になる可能性があります。もしも水分を吸ったポリマーが体の中で膨れ上がってどこかで詰まってしまうと手術で取り出さなくてはならなくなるかもしれません。自己判断は危険ですので、必ず獣医さんの判断を仰いでくださいね。

トイレシートの誤飲防止法とは

メッシュカバーは愛犬のためにある

トイレトレーニングにと、最初にペットショップで揃える方もいらっしゃるメッシュカバー付きのトイレトレー。物理的に愛犬がトイレシートに触れなくできるうえ、交換するのも楽なアイテムです。最初は慣れるまで時間がかかる犬もいるかもしれませんが、吸水ポリマーをうっかり飲み込んでしまう危険を考えると、カバーはやはりあった方が犬の為には良いでしょう。

100均などで売っている金網をシートの上に敷くだけでもずいぶん違いますが、はみ出しや持ち上げる危険もありますので、やはり専用のアイテムを使った方が安心です。

ストレスを減らすには運動と遊び

思い返してみたら最近お散歩などの運動量が足りていない、といった場合には、ストレス発散のためにシートを破いているのかもしれません。悪天候が続いてしまったり、飼い主さんの体調が悪いなどでなかなかお散歩に行けなかったり、遊んであげられない時もありますが、可能な限り運動できるような環境を整えてあげましょう。また、寂しさを紛らわせたり、退屈しのぎにシートを破っている場合もありますので、普段からスキンシップを心がけて、愛犬だけでも遊べるおもちゃを与えてみるなどの工夫をしましょう。

しつけは愛を持ってダメな事はしてしまう前に教える

どうしてもメッシュカバーにしたくない理由があるようでしたら、しつけを丁寧に頑張るという方法もあります。
しつけの方法はいろいろありますが、ただやみくもに叱っても効果は半減してしまいます。しつけの効果を高めたいなら、次のようにしてみてください。(ただしこれはトイレトレーニングのしつけではありません。トイレシートを破かないというしつけです。)

①トイレシートは、トイレをする所で遊ぶものではないのだと、あらかじめ教える(トイレトレーニングのこと)

②トイレシートを口に咥えそうになった時点で「ダメ」と短くするどく言うと同時にシートを噛めないように手で押さえて隠すか犬を引き離す

③声掛けした瞬間に咥えなかったりトイレシートを離したなら、大げさなくらいたくさん褒める、他のもので遊ぶなどでご褒美をあげる

④噛みそうになることなく、普通に破いていない時(あたりまえになった時)も、しばらくの間は手を抜かずにかかさず褒める

ポイントは、愛犬がシートをかじりそうになったらいつでも手で押さえられる距離に行って見守り、「ダメと言われる事をしなかったら褒められる」という事を覚えさせることです。

どれだけシートをちぎることを楽しいと思ってしまっているか(すでに超楽しい!と思ってしまっていると、やめさせるのは一苦労かも・・・)や、性格などの個体差もあるので、どれくらいでシートをかじらなくなるかはわかりません。もしかすると時間がかかるかもしれませんが、しっかり習得できれば飼い主さんとの絆も深まります。

ただし、どちらかというとつきっきりでトイレシートをかじる経験をさせないようにする、もしくは、かじらないで上手にトイレを使えたら褒めるという方法なので、タイミング勝負です。適切なタイミングを見計らうためには、飼い主さんの時間や注意力も必要となることはお忘れなく。

ワンちゃんは結構かしこいですので、根気強く何度も何度も繰り返すうちにきちんと覚えていきます。ただ、もう覚えたかな?と思っても、ふとしたきっかけでまたシートを噛んでしまう事もありますので、気長に構えてしつけていくしかありません。

びりびり大好きワンコの体験談

ライターの愛犬も、子犬の時はやはりトイレシートを「びりびりにしちゃうと楽しいよー」派でした。仕方なく、トイレにメッシュカバーを使ったり、なるべく遊んであげる時間を増やしたりしました。

ただ、メッシュカバーって使ったことのある方ならわかると思いますが、お掃除が大変なんですよね・・・。毎回水洗いしたり、メッシュの網目に詰まったウンチを掃除したり。「めんどくさいなー」と思っていましたが、気が付けばすっかりトイレシートで遊んでしまうこともなくなっていました。我が家の場合は、生後7か月頃にはメッシュシートを外していたと記憶していますので、やはり子供の時の一時的なものなんですね。

気長にのんびりと取り組んで

いきなり完璧にできないからと言って、あなたのおうちのワンちゃんがダメなわけでも、あなたのしつけが悪いわけでもないと言うことは覚えておいてくださいね。ワンちゃんにもワンちゃんなりの「シートを噛みたくなっちゃう」理由はありますし、一生シートを噛み続けているというワンちゃんもあまり聞きません。

よく、成犬の飼い主さんが子犬のいたずら話を聞いて「懐かしい」とおっしゃる方もいますが、今となっては我が家でも同じ気持ちです。気が付けばそんな時期も過ぎ去っていた、という感じです。

何よりも、飼い主さんがイライラしたり不安がると、ワンちゃんにもそれが伝わってしまいます。やってしまったことは済んだこととして、あまり気にしないように努める方が、人間も気楽です。そのうち大変な時期もなんとなく過ぎていきますので、どうぞ気長に取り組んでくださいね。

 

 

 


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