ワンちゃんのためにも洋服を着せてあげよう!

ワンちゃんが洋服を着るメリット

ワンちゃんに洋服を着せてあげることに対して意見は様々ありますよね。飼い主さんの趣味で着せているだけ。なんて思う方もいるかもしれませんが、洋服を着せることはワンちゃんにとっても様々なメリットがありますよ!

  • 傷や怪我を舐めさせないようにするため。
  • 防寒や紫外線対策の一環として。
  • 泥はねなどの汚れを防ぐため。
  • 抜け毛によって周囲に迷惑をかけないというマナーのため。

夏場にもワンちゃんに洋服を!

実は暑い夏こそワンちゃんに洋服が必要になります。ワンちゃんの身体に日光が直接当たると、熱射病になるリスクが高まってしまったり、紫外線によりダメージを受けてしまいます。夏には通気性の良い夏服を選んで着せてあげるとワンちゃんも大喜びです!

冬場は防寒をしっかりと

チワワ、イタリアングレーハウンド、ミニチュアピンシャーなどの、体重の軽い超小型~小型犬や細見の犬種には寒さに耐えるための被毛と脂肪が十分ではありません。ワンちゃんのためにも散歩のときは洋服を着せてあげるようにしましょう。
その他にもフレンチブルドッグ、パグなどの短頭種は温度差により呼吸器に負担がかかってしまうこともあるため、洋服を着せてあげた方がいいかもしれません。

 

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ワンちゃんの服に合った服を選んであげるには

ワンちゃんの服にもサイズがあるの?

人間と同じようにワンちゃんにも服には様々なサイズがあります。
サイズ表記はメーカーによりまちまちですが、2号・3号のような号数表記とS・M・Lという表記があります。同じサイズ表記でもメーカーにごとに多少大きさが異なります。
下記がサイズの目安表になりますのでご参考にしてみてください。

服 背丈(着丈) 胴回り 首回り 参考標準犬種
3S 18 21~26 14~18
1号(SS) 20 26~29 18~20 チワワ・ヨークシャテリア
2号(S) 23 29~35 20~23 マルチーズ・トイプードル・パピヨン
3号(M) 27 35~41 23~26 ペニキーズ・ポメラニアン
4号(L) 31 41~47 26~30 シーズー・プードル・ミニチュアシュナウザー
5号(LL) 35 47~53 30~33 ビーグル・柴犬・キャバリア
6号 40 53~60 33~37 ボクサー・ダルメシアン・バセットハウンド
7号(3L) 45 60~66 37~41 ブルテリア・ラブラドールレトリバー
8号 50 66~72 41~44 ゴールデンレトリバー
9号(4L) 55 72~78 44~48 シェパード
10号 60 78~85 48~53
12号 70 92~99 57~61

メーカーによっては首回り20cmが1号と表記するところもあれば2号と表記するところもありますので確認をした上で選んであげるようにしましょう。

洋服のサイズミスを防ぐ!

サイズ選びの目安とする体重や犬種などの基準がメーカーやブランドごと違っています。いつも着せているのがSサイズだからといって、同じSサイズを買ってもワンちゃんにはぴったりでないこともあります。

メーカー/ブランドによっては、SS(超小型用)、2~8XL(超大型犬用)など犬の体重によってサイズ分けされている場合もあれば、MDサイズ(ミニチュアダックス用)、FBサイズ(フレンチブルドッグやパグなどの胸幅のある中型犬種用)、IGサイズ(イタリアングレーハウンドやウィペットなどの細身の犬種用)、DMサイズ(ドーベルマンなどの胸の深い大型犬種用)のように犬種を目安にしている場合もあります。

特定の犬種のために専門で作られる洋服もありますので、必ずサイズ表を確認してから購入してくださいね。

ワンちゃんのサイズの測り方

ワンちゃんは首回り、胴回り、背丈(着丈)の3ヵ所を測ってサイズを決めていきます。
サイズを測るときは裁縫用のメジャーを用意します。ワンちゃんが動くと正確なサイズが測れないので、2人で分担して行うと測りやすいですね。

首回りを測る際は、首の付け根のあたりをぐるっと1周させて測ります。首の付け根は、首輪をしたときに首輪がすとんと落ちて止まるところです。
首輪のサイズを測るときは、少し上の喉仏(喉骨)のあたりを測るとぴったりのサイズのものを購入できますよ。

次に、胴周りを測っていきます。肋骨のあたりの1番太い部分(胸の1番大きい部分)を測ります。前足の付け根の部分と間違えやすいので注意してくださいね。被毛の厚い犬種の場合は、メジャーを通したときに被毛がふんわりとつぶれる程度が丁度いいサイズです。

背丈(着丈)は首回りを測った位置から、尻尾の付け根までを背骨に沿わせるように測りましょう。背丈と着丈の意味合いは同じでメーカーなどにより名称が変わります。
服のデザインにより背丈のサイズが異なることがありますので、首の付け根から骨盤の後ろ(腰と尻尾の中間あたり)までと尻尾の先までの2パターンで測っておくといいですよ。

マナーのための計測も

ワンちゃんによってはマナーパンツやサニタリーパンツを履くときもありますよね。そのときにもぴったりのサイズでなければ意味がありません。
ウエスト周りを測る際は、脚の付け根の比較的細い部分を測ってあげましょう。マナーパンツには着用部分にゴムが通してあるため、伸縮性があります。多少小さめのものを買っても活用することができます。
また、ウエスト周りから尻尾の付け根までの幅も測っておく必要がありますのでお忘れなく。

ヌード寸法と出来上がり寸法

ヌード寸法とは、服を着ない状態でのワンちゃんのサイズのことです。胴回りが30cmという表記であれば、そのまま胴回りが30cmのワンちゃんが着られるように作ってあります。

出来上がり寸法とは実際の寸法で作られています。そのため胴回り30cmとあれば、30cmのワンちゃんでは胴と服のサイズが同じになってしまうので、かなりみちみちで着ることになります。その場合は、一回り大きいサイズを選んであげるとぴったり合うようにできています。

ただし、犬種により被毛や体格も変わってきますので身体にあったものを選んであげてください。

迷ったときはMDサイズ!

MDサイズとはミニチュアダックスサイズの略で背丈の長く、胴の細い犬種に合うようにできています。洋服のサイズ表記はDM/DLで表されています。

プードルやマルチーズなどは背丈が通常目安サイズより大きいけど、胴回りはそんなに大きくないということもありますよね。そのため元々のサイズに合わせて買うとサイズが合わなくて着られないなんてことも。
それに成長途中の子犬では日に日に背丈が大きくなっていくため、洋服がすぐ使えなくなることもあります。そのような場合にはMDサイズの洋服を活用してみましょう。

ワンちゃんの洋服にもそれぞれその子にあったサイズがあります。一例として表記をしていますが、標準サイズより、小さく育った子、逆に大きくなってしまった子。それぞれいると思います。
いざ買っても着られるサイズでなければ意味がありませんので、表記を確認してワンちゃんにぴったり合った洋服を探してみてくださいね。


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