飼い主さんにペットを預けざるをえない状況が発生したときの選択肢のひとつであるペットホテル。
利用経験者の方は、どのように利用しているのでしょうか。
料金相場や、経験談から考えるペットホテルの利用方法とは?
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困った!誰にお願いしよう?
ペットを預ける先は、大きく 3つに分類できるでしょう。
- ペットホテル
- ペットシッター
- 実家や友人など
このうち、ペットホテルはどのような理由で選ばれているのでしょうか。
どうしてペットホテルなの?
ペットホテルには動物病院やトリミングサロン、しつけ教室などに併設されているホテルも多くあります。
併設施設ならではの特徴だけでなく、送迎サービスや手作り食の提供、設備であればドッグランなどだけでなくスパがあったり、エステが受けられます!といった人間向けさながらのホテルも。
実家や友人などに預けられないとき以外でも、こういったサービスの魅力からペットホテルが選ばれています。
ペットホテルの料金相場は?
ペットホテルの利用経験がない、もしくは少ない場合には料金相場がどの程度なのかも気になるところ。
ネットでペットホテルの料金相場を調べてみると、ワンちゃんを預ける場合の相場感として最もよく言われていた価格帯がこちら。
- 小型犬 3000円前後
- 中型犬 4,000円前後
- 大型犬 5,000円前後
- 超大型犬 6,000円前後
実際のペットホテルの料金を調べてみると、サービス内容や施設の違い、エリアの違いによっても料金はさまざま。
動物病院付属のペットホテルで 2,000円/泊というところもあれば、広さ6畳のその気になれば人間でも泊まれそうな部屋になれば 1頭での利用で 20,000円/泊というところもありました。
カインズ店舗を含め全国展開しているイオンペットの料金表を比較してみても、お台場店で1頭での利用料金が 4,320円/泊のシングルルームが、大阪ドームシティ店では 3,700円/泊と数百円ながら差が出る結果に。
また、この両店舗の価格は小型犬 1頭を預けると考えたときに、管理人の調べた他のいくつかのペットホテルと比較して考えても特別に高いという印象はありませんでした。
実際には、ネットでいわれている相場価格にプラス 1~2,000円の想定で考えた方が良さそうです。
ペットホテル利用経験者の感想は?
実際に利用してみた経験者にとって、ペットホテルとはどんなところだったのでしょうか?
ペットホテル、これが良かった!
ペットホテルのタイプごとに飼い主さんたちの「よかった!」をリサーチしてみました。
しつけ教室を併設しているペットホテル
普段以上にたっぷり運動できてペットが満足そうだった
プロのしつけで以前できなかったことができるようになった
動物病院に併設されたペットホテル
ペットに持病があり、万一悪化してもすぐ獣医師に診てもらえる安心感がある
ペットホテル利用をきっかけに、なんでも相談できるかかりつけ病院ができた
トリミングサロンに併設されているペットホテル
お迎えに行ったときにいつも最もかわいい状態で再会できる
宿泊中のカットが割引になっておトクだった
猫専門のペットホテル
犬も預かるところに預けたときと違い、スタッフの方も猫の扱いを心得ているせいかストレスが軽減されているようだった
ペットホテルでこんなトラブルも・・・
では、残念ながら「失敗!」となってしまったペットホテルではどんなことがあったのでしょうか。
・衛生面や安全面が思わしくなかった
・スタッフの不注意による事故、ほかの犬とケンカしてしまったなどでケガをしてしまった
・環境の変化により体調を崩すなどの急病
・ほかの動物たちと一緒の環境で生活することによる疾病(感染)
・散歩中に逃げ出した
どうしたらいい?経験談から学ぶペットホテル利用
選んだホテルでペットが安全に楽しく過ごせていれば、飼い主さんとしてもうれしいですよね。
先ほどのリサーチ結果から、ペットホテル選びや活用方法を考えてみました。
状況に合ったペットホテルを探そう
健康面が心配なペットならば動物病院併設や獣医師が常駐しているペットホテルなどが考えられますね。
飼い主さんが直接看てあげられないときでも、持病の悪化などの心配ごとに対応できる環境であれば安心して預けることができますね。
ペットにうれしい設備やサービスを探してみよう
例えばドッグランやフリースペースのあるペットホテルであれば、預けている間散歩以外はずっとケージの中といったこともなく、ペットも楽しく過ごせそうです。
運動が大好きというワンちゃんなら、思いっきり遊ぶことでストレスの発散ができるというメリットも考えられますね。
料金もチェック!おトクに利用しよう
「宿泊中のトリミングが割引になる」など、宿泊と合わせて利用したいサービスがある場合は料金面にも着目。
長期宿泊で割引になるところや、多頭飼いの方向けの割引があるところもあります。
割引の有無や基準はホテルによってまちまちですが、候補の絞り込みで迷ったときなどはチェックしてみても良いですね。
ペットホテルはお泊まりだけ?
ペットホテルというと宿泊利用のイメージもありますが、数時間などの一時預かりが可能なホテルも多くあります。
「お買い物の間だけ」
「夏場にペットだけでお留守番させるのは・・・」
「お留守番のできる子だけど、さすがに長い時間は心配」
そんなとき、ペットホテルの一時預かりを利用できればとても便利ですよね。
特に夏場や長時間のお留守番のときなど、飼い主さんにとってもペットにとっても安心です。
しっかりチェックでトラブル回避
失敗談で見受けられたトラブルは、利用前の確認で回避できることもあります。
・事前見学をして実際の環境をチェック
・動物取扱業(保管)の登録があるか
・病気やケガなどの緊急時の対応方針や方法を聞いておく
また、ウェブカメラで預かり中の様子を中継で見られるサービスを行っているところもあります。
こういったサービスがあれば利用中ペットの様子を知ることができ、より安心ですね。
ペットホテルでは合わないと感じたら
ペットの普段の様子から、ペットホテルでは心配・・・という場合には、実家や信頼できる友人にお願いするといった方法もありますね。
そういったお願い先がない、今回は都合が合わずお願いできない、という場合に考えられるのがペットシッターです。
環境の変化によるストレスが心配なペットであれば、実家や友人に預けることができなくても、ペットシッターさんに来てもらう、といった選択肢もあるのです。
飼い主さんにもペットにもうれしい「お泊まり体験」を
仕事や家庭の事情で一時的にペットのお世話ができないときなどの預け先のひとつであるペットホテル。
ドッグランやサロンなどの設備やサービスといった魅力があったり、動物病院など預けるうえで安心できる施設も多くあります。
反面、不慣れな環境で過ごすことになるため、ペットの性格・性質によっては合わないこともあります。
ランキング形式でペットホテルの評価など比較・紹介しているサイトなども参考にしながら、飼い主さんにとってもペットとってもベストな預け先を選びたいですね。
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