犬のおもちゃは噛んで遊ぶことが多く、新品をおろしてもあっという間に、汚れたりボロボロに!
では、汚れたり壊れたりしたら、ささっとすぐにおもちゃを手作りしてしまってはいかがでしょうか?
手作りと言っても、切ったり、縫ったり、編み物したりは面倒…と言う方も多いですよね。分かります(笑)。そこで、今回は簡単にできてオススメな、ロープを結ぶだけで作れるかわいい骨型おもちゃの作り方をご紹介します!
この記事のコンテンツ
手作りおもちゃで飼い主さんの心配も解消!
”ぬいぐるみを、噛んで中の綿を繰り出してボロボロに破壊”
”1週間もてばいいほうです。”
”ピーピー鳴るものは瞬殺で鳴らなくなります(T_T)”
引用 Yahoo!知恵袋
犬用のおもちゃはいろいろありますが、噛んで遊ぶものは汚れやすぐ破壊されるなんて困りごとがありますよね。ワンちゃんにとっては、破壊は本能。お仕事のようなものですから、それを止めさせたりすることはできないですしねぇ。
お留守番中に暇つぶしにボロボロに壊して遊ぶという子も少なくありません。
楽しんでくれるのはいいのですが、ぬいぐるみやプラスチックのパーツが使われたようなおもちゃだと、お留守番中に遊ばせるのはちょっと心配です。なぜなら、遊んでおもちゃを壊したときに、中の綿や破片を誤飲してしまうことが多いからです。(参考:要注意!犬が誤飲しやすいものをしっかり管理しよう)
そこで、お留守番の時のおもちゃにも安心なのが、ロープのおもちゃです。
こういうの、よく売られていますよね。「我が家にもあるある」じゃないでしょうか?
こうしたロープでできたおもちゃは、壊れにくい、誤飲しにくい、洗たくしやすい、というメリットの他に、遊びながら歯磨き効果も得られます。しかも、手作りもしやすいので、是非チャレンジしてみてください。
簡単、ひたすら結ぶだけ!骨型おもちゃの作り方
「縫ったり編んだりは苦手!」というハンドメイドを嫌厭してきた人でも、結ぶだけでできる簡単なロープのおもちゃならぴったりです。
今回はパラコードを使って、たった2種類の結び方だけ覚えればすぐできる骨型おもちゃの作り方をご紹介します!
私が参考にしたのは、下記の動画です。
動画は10分程度ですが、まずはかいつまんで説明していきましょう。
ダイヤモンド・ノットで骨の端っこを作る
まずは、71cmの長さに切ったパラコードを4本用意し、2本ずつ「ダイヤモンド・ノット」という玉結びをします。
- 左側の紐の手前側の糸端が上に重なるように丸を作ります。
- 作った丸の上から左側の紐の後ろを通って、左側の紐の手前側の糸端の上に持ってきます。
- 右側の紐の糸端を真ん中の空間に、下から上へ通します。
- そのまま今度は上から下へ、右上の空間に差し込みます。
- プレッツェルのような形になったところから、左下に出ている紐を持ちます。
- 左下に出ている紐を右下に出ている紐の上を通って下から上へ、真ん中の空間に通します。
- 右上に出ている紐を左上に出ている紐の上を通って下から上へ、真ん中の空間に通します。
- 2と3で通した糸端2本を右手、残りの2本を左手でつまみ、ゆっくり引き締めながら形を整えます。一気に引き締めると、固い結び目になって形を整えるのが大変ですから気をつけてくださいね。
この「ダイアモンド・ノット」を残りの2本でも作って2つ用意します。
クラウン・ノットでどんどん長く!
2つのダイアモンド・ノットを作った紐をひとつにまとめて「クラウン・ノット」という結び方で骨の長い部分を作っていきます。
- それぞれのダイアモンド・ノットの糸端を上下に分け、左下の糸端を右下の糸端に載せます。
- 右上の糸端を左側に倒し、右下の糸端を1の糸端の上を通して右上の糸端の下へ通します。
- 左上の糸端を、1の糸端の下へ上から下に向かって通します。
- 4本の糸端を引き締めます。
- 右上の糸端を右下の糸端の上に載せます。
- 右下の糸端を左下の糸端の上に載せ、同じように左下の糸端を左上の糸端の上に載せます。
- 左上の糸端を右上の輪に通します。
- 全体を引き締めます。
2つめのクラウン・ノットからは、時計回りに次の糸端の上に渡して最後に最初の糸端で出来た輪の中に通す繰り返しです。繰り返すほど長い骨が出来上がりますから、愛犬の口の大きさや普段の遊び方を参考に一番楽しんでくれそうな長さを探してみましょう!
骨の反対端をダイアモンド・ノットで作る
クラウン・ノットを良い長さになるまで繰り返したら、最初に作ったダイアモンド・ノットをこちら側にも2つ作ります。
今回は片側がクラウン・ノットの根元に着く必要がありますから、引き締めて形を整えるときは少しずつ締めていくのが失敗しないコツ。
またダイアモンド・ノットを結び始める向きを間違えると、捻じれた不思議な形の骨になってしまいますのでご注意を!(私は見事にコレをやりました!(笑))
完成です!
かわいい骨型のおもちゃになりました。
1つ覚えれば幅が広がるって楽しい!
今回ご紹介した骨型おもちゃは、パラコードを使って作りました。パラコードはそれほど太い紐ではないので、出来上がりも小さめになります。
犬種によっては、小さなサイズでは飲み込んでしまう危険性がったり、面白くない!ということで遊べない子もいますよね。そんなときは太いロープで挑戦してみましょう。ロープで結んで作るおもちゃは、材料のロープの太さ次第で大きくも小さくも作れます。
ロープや紐の色を変えたり、100均でも手に入るようなTシャツヤーンやふわもこ系のモールヤーンを使えば、同じ作り方でもたくさんのバリエーションが楽しめます。
パラコードの結び方は種類や組み合わせの仕方で、ぬいぐるみ型などいろいろな形に作れます。
慣れてきたら、ほかの結び方も覚えて広げていっても楽しいですね。ぜひ試してみてくださいね。
スポンサーリンク