ワンちゃんとの楽しいお散歩タイム。
でもそこには、いろいろな危険や心配ごともあります。
お散歩中に起こりうるトラブルにはどんなものがあるのでしょうか?
また、トラブルを未然に防ぐためには、どんな注意やしつけが必要なのでしょうか?
この記事のコンテンツ
いよいよお散歩デビュー!でも、心配ごとが・・・
ワンちゃんのお散歩はいつから?
以前はワクチンプログラムが終わる生後13~14週以降にというのが一般的とされてきた、ワンちゃんのお散歩デビュー。最近では生後3週齢~12週齢の「社会化期」と呼ばれる時期に散歩を通して外の世界に触れることが大切という考え方もあるようです。
これはワンちゃんのお散歩には、運動や排泄だけでなく、ワンちゃんの社会性を育む目的や効果もあると考えられているためです。
ワンちゃんのお散歩デビューの時期に関しての考え方は飼い主さんによりさまざまですが、いざお散歩デビュー!となったそのとき、必要になるしつけや注意すべきことにはどのようなことがあるのでしょうか?
お散歩デビュー、その前に
ワンちゃんのお散歩デビューの前には、考えておくべきことや準備しておくべきもの、できるようにしておくべきしつけなどがいくつかあります。
ワンちゃんのお散歩にもマナーがありますから、それを知っておくことがまず必要ですよね。
いつもお散歩する地域の住民の迷惑になるような散歩の仕方をしていればトラブルに発展することもありますし、ワンちゃんと飼い主さんが暮らしにくくなってしまうことにもなりかねません。
例えば、お散歩中はワンちゃんをリードやハーネスで繋ぎ、飼い主さんと一緒に歩かせることが必要です。
ワンちゃんには何かに興味を惹かれて飛び出してしまうことがあります。
その飛び出しが思わぬ事故やトラブルの原因となることも。
また、ワンちゃんは外で排泄をすることもあります。
その後始末のための道具は、準備し携帯する必要がありますね。
そのほかにも、よそのワンちゃんなどとすれ違う時に吠えてしまうことでトラブルになることもあります。
トラブルを未然に防ぐために必要なしつけもあるのです。
お散歩で考えられるトラブルとは?
排泄物による問題
お散歩中のワンちゃんの排泄については、一般的に「後始末をきちんとすること」は最低限のマナーとして認識されています。
また、近隣のお宅に迷惑とならないよう配慮されている飼い主さんも多い問題です。
うちは絶対に他人様のお家の前ではさせません。
引用「Yahoo!知恵袋」
犬を飼っていますが、自分の家の塀によその犬がオシッコしたら気持ちが良いものではありません。
(中略)消臭のペットシートでオシッコしても匂うのに、よそ様のお宅にオシッコを掛けるなんてトラブルになって当たり前だと思います。引用「Yahoo!知恵袋」
オシッコぐらいは仕方ないかな…という考えは飼ってるその人だけだと思うんですよね。公共の場では、誰に対してもマナーがある飼い主と思われるようにするのが理想じゃないでしょうか……。
引用「Yahoo!知恵袋」
オシッコによって、外壁が変色したり、金属が劣化したり、植木が枯れたりと、場所によって被害は甚大です。
引用「Yahoo!知恵袋」
中には、極力外で排泄をさせないように気をつけている飼い主さんもいます。
トイレは自宅の敷地内でさせるのが犬を飼う側の最低限のマナーです。
引用「教えて!goo」
出かける前に念には念をいれてトイレ誘導し済んだら出かけることにしました
(中略)外では滅多にせず帰ってからトイレに直行引用「教えて!goo」
こういったことが習慣となり、ワンちゃん自身が「外ではしない!」とおうちに着くまで我慢している、という方もいました。
吠える、噛みつき
すれ違ったよそのワンちゃんや動物に警戒や恐怖から吠えかかってしまう子もいます。
ケンカになるなどして噛みつくことがあればお互いにケガの危険がありますね。
散歩中、他所の犬と過去3回喧嘩になり怪我をさせた
(中略)犬や猫等動物を見つけると毛を逆立てて凄い勢いで向かおうと引用「Yahoo!知恵袋」
追い払うために必死に吠えて威嚇したり、必要ならば攻撃に転じる子もいます。
引用「Yahoo!知恵袋」
馬が合わない子とは行かせないように首輪を抑えてガードします。
(中略)怪我させたりすると後々面倒です。近所ともなると噂が広まって散歩しづらくなります。引用「Yahoo!知恵袋」
ワンちゃんどうしのトラブルであっても、ご近所でうわさが広まれば、散歩だけでなく暮らしづらくなってしまうケースもあります。
吠えたり噛みついたりしてしまった相手が人間となれば、なおさら大きな問題に発展します。
ノーリードでの散歩による事故やトラブル
子どもたちの遊ぶ公園など公共の場でノーリードで散歩させていたことによってトラブルが発生することもあります。
ノーリードで自由にお散歩させていると、飼い主さんがワンちゃんの排泄を見落として結果的に後始末をせず放置してしまった、ということも起こります。
また、人やほかの動物に対して吠えたり噛みついたり、好意であっても飛びついてしまったりといったことでトラブルになることもあります。
リードやハーネスを着けていれば飼い主さんがコントロールできますが、ノーリードであれば興奮状態になってしまったワンちゃんが飼い主さんの制止を聞けないときに制御できません。
交通事故
人間の使う道を散歩していれば、当然車や自転車と接触する危険はありますよね。
ただ歩いているだけでなく、転がっていくボールなどの物や猫などのほかの動物に注意を惹かれて飛び出してしまったときに事故に遭うこともあります。
猫等見つけ急に突っ走る可能性は否めません。道路に飛び出して事故に遭った場合リード無しであれば逆に飼い主の責任を問われますから。散歩に行くなら首輪にリードは基本中の基本です。
引用「OKWAVE」
お散歩で必要になるしつけ
では、事故やトラブルを回避するために、どのようなしつけが必要なのでしょうか?
デビュー前にマスターしたいしつけ
お散歩デビューの前からマスターしておきたいしつけには、ワンちゃんの行動を促したり制御したりするものがあります。
- 待て
- おいで
- 伏せ
- お座り など
「待て」や「おいで」ができていれば、危険なものに近づこうとしたときに引き止めたり、呼び戻すことができますね。
また、「伏せ」「お座り」などをマスターしておけば、よそのワンちゃんとすれ違うたびに吠えてしまう子の制御にも役立ちます。
お散歩しながらマスターしたいしつけ
お散歩中、ワンちゃんはさまざまなものに興味を惹かれたり驚いたりすることがあるでしょう。
道に落ちているものを口に入れてしまう「拾い食い」をするようであれば、やめさせるしつけを。
すれ違ったよそのワンちゃんなどに吠えたりしてしまうようなら、吠えずにやり過ごせるしつけが必要です。
お散歩に出たワンちゃんの状況に合わせて考えていく必要があります。
そういったワンちゃんの状況に対応したしつけをしていくのにも役立つ、基本的な散歩のしつけに「リーダーウォーク」があります。
飛び出しなどの危険を未然に防ぐためにも、「飼い主さんのそばを歩く」「飼い主さんより先へ行かない」というしつけができていることはとても大切です。
可能なのであれば、お散歩デビューの前におうちでリードを着けて練習しておくのも良いでしょう。
楽しいお散歩の秘訣は「きちんとしつけ」
お散歩で出かければ、事故やトラブルの危険性はつきもの。
ですが、ワンちゃんが勝手に歩き回ったり飛び出したりすることなく、飼い主さんが制御できる状態にあれば、トラブルを未然に回避できます。
ワンちゃんとの楽しいお散歩ライフのためにも、必要なしつけ。
しっかりマスターしておきたいですね。
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