愛犬との暮らしは楽しいことがたくさん!
無邪気な様子や愛嬌のあるしぐさには癒されることもしばしば。
ワンちゃんたちだって、大好きな飼い主さんとずっと幸せに暮らしたいのです。

そのためには人間社会で上手に暮らすためのルールを「しつけ」として時には専門家に相談したりしながら、きちんと教えてあげたいですね。

犬のしつけは大事です。誰のために?実は飼い主の勉強でもある

外出から帰宅したときに「おかえり!」と大喜びする姿。
ちょっと落ち込んだなというときに、ふっと寄り添ってくれる。
一緒に遊べば嬉しそうに目をキラキラさせて、おいしいものを食べれば「もっともっと」とおねだり。

そんな愛犬の姿は、見ているだけで幸せな気持ちになり癒されますよね。
そんな生活を夢見て、犬と暮らすことを検討したという人も多いのではないでしょうか。

そして実際に新しく犬を家族に迎えたとき、飼い主の最初の課題となるのが「犬のしつけ」です。

しつけは誰のため?

どんなにかわいくてお利口なワンちゃんでも、最初からしつけの必要がまったくない子はいません。

例えば初めて人間の家族になる子犬は、まだまっさらな赤ちゃんのようなもの。
トイレは決まった場所でするなどの飼い主さんと暮らすおうちでのルールも、お散歩では飼い主さんのそばを離れずに歩くなどの外出先でのルールも、まだ知りません。

ワンちゃんにとって、しつけとは「人間社会で暮らすための基本ルールを覚えること」。

しつけができていなければ、飼い主さんが日々の暮らしの中で困ってしまう事態が発生するだけでなく、思わぬ事故やトラブルに巻き込まれてしまう原因となることも。

きちんとしつけをすることは、犬と人間が快適に暮らすだけでなく、大切な愛犬を守るうえでとても重要なのです。

愛犬のしつけは飼い主の勉強でもある

必要なしつけがきちんとできていれば、さまざまなトラブルや愛犬にとっての危険を回避できます。

しかし、しつけをすることのメリットはそれだけとは言い切れません。

実際のしつけをする中で、犬種ごとの性格的な特徴を学び本などで得たハウツーを試しても、なかなかうまく行かないこともありますよね。
「じゃあうちの子は、どう教えたら覚えるかな?」という試行錯誤を繰り返したり。

そうした中で、コミュニケーションを取り信頼関係を築きながら愛犬の性格や個性を発見していけば、末永くお互いに快適に幸せに暮らしていく土台を作ることができるでしょう。

そういった意味では、しつけとは飼い主の「うちの子についてのお勉強」とも言えるかもしれません。

どんなことを教えたらいいの?

ではワンちゃんのしつけは、どんなことが必要なのでしょうか。
おうちでの暮らし、お外に出たときに分けて、例を挙げてみましょう。

おうちでの暮らしに必要なしつけ例

トイレのしつけ

どこでもトイレでは困ります。
苦労している方も多く、成功談・失敗談ともによく耳にしますね。

噛まない

ワンちゃんとしては遊んでいるつもりでも、うっかり力加減を間違えて噛むと人やよそのワンちゃんなどにケガをさせてしまうことに!

吠える

インターホンなど嫌いな音に吠えたり、してほしいことを訴えて吠えていたり。
集合住宅ではより近隣トラブルのもとになりかねません。
苦手な音に慣れさせたり、別の方法で訴えることを教えてあげられると良いですね。

留守番

短い時間でもお留守番しなければならないとき、寂しくて鳴きっぱなしではご近所からクレームがついてしまうことも。

散歩など外に出たときに必要なしつけ例

おいで

散歩やドッグランに行ったときなど、呼んでも戻ってこないでは困りますよね。
また、「そこにいたら危ない!」というときに「おいで」ができないと回避できない危険も。

待て

スーパーやコンビニ、ちょっとした買い物中に外で待っているワンちゃんをよく見かけますよね。
散歩中に予定外に必要になったり足りなくなったりしたものをコンビニで間に合わせよう・・・そんなとき、静かに待っててくれたら助かりますよね

ふせ、お座り

散歩中によそのワンちゃんやどこかの子どもが遊んでいるボールなど、気になるもの見つけてパッと動き出してしまうことってありますよね。
そんなときに「ふせ」や「お座り」ができれば、愛犬を止めることができますね。

リーダーウォーク

飼い主さんから離れることなくそばを歩く、勝手に行かない。
きちんとそばを一緒に歩いていてくれれば、危険も避けやすいですよね。

しつけあるある?成功談と失敗談

残念!しつけの失敗談

トイレの失敗を叱っていたら、排泄自体を悪いことだと勘違いして覚えてしまって隠れてするようになってしまったり、ウンチを隠そうとしたのか食べてしまうようになった。

要求吠えや、インターフォンや救急車などのサイレンに吠えてしまう子に「吠えたら音でびっくりさせる」をやっていたら、音にびっくりしてかえって吠えてしまうようになった。

ワンちゃんですので人間の言葉は通じません。
教えたつもりが間違って覚えてしまった・・・なども、しつけの「失敗あるある」なようです。
中には、こんなエピソードも。

ごほうびがアダに・・・

おすわり、ふせ、まて、などを教える時
出来たらおやつを与えるという事をしていました。
そうしたら餌が欲しい時だけおすわりなどをして、私が餌を持っていない時におすわり、と言っても完全に無視する犬になってしまいました。
引用「Yahoo!知恵袋

これはちょっと気になる失敗談ですね。コマンドができたらごほうび、ということはポピュラーなしつけ方法ですが、他の部分に何か原因があったのかもしれません。犬は飼い主さんがしつけのつもりでしていることも、そのつもりではないことも、すべて同じように見ています。特にパピーの頃は、いろいろなことを覚える(覚えてしまう)時期でもあるので注意が必要です。

やったね!しつけの成功談

飼い主さんのさまざまな工夫によって、しつけが成功した例ももちろんたくさんあります。
成功したケースでは、どんな工夫をされているのでしょうか?

トイレ大成功!

うちはトイレ用の小さなケージを用意して、クレートを寝床にして朝起きたら直ぐにトイレに入れて終わるまで待ちました。庭にもしょっちゅう出しました。
それでもマットや布団、座布団に糞尿をされましたが、段々オシッコが我慢出来るようになって一歳には粗粗は全く無くなりました。一歳♂のトイプードルです。
引用「Yahoo!知恵袋

トイレのしつけは、特に飼い主さんの重大な関心ごと!こちらもぜひ参考になさってください。

※ パピーを迎えたその日から、犬のトイレのしつけとコツ

愛犬のしつけはトイレから

お座りで「おねがい!」

私が要求吠え対策として実践したのは子犬のときから犬の要求を叶えるときにはいつも「お座り」させたことです。
ごはんの前に「お座り」。
お散歩の前に「お座り」。
おもちゃで遊ぶ前に「お座り」。
そうするとワンコは、何かしてほしいときにはお座りすればいいんだ!と学習して、いつも「お座り」で訴えてきます。
引用「OKWAVE

犬と人間の幸せな暮らしに必要な「しつけ」

人間と暮らすワンちゃんには、快適に生活するためだけでなく危険を回避するためにも必要な「しつけ」。
以前は「主従関係を作ることが大切」と言われてきましたが、最近では「信頼関係こそが大切」というお話もよく聞きます。

愛犬の個性や性格なども見ながら、必要なことをきちんと教えてあげたいですね。

 

しつけがきちんとできていれば、一緒に旅にでるなんて素敵なこともできますね!こちらも参考にどうぞ。

※ ペットと泊まれる宿のあれこれ

 

 


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