散歩をしていると、特に悪路や熱いアスファルトの上を歩くときにかわいい靴下を履いているワンちゃんを見かけてほっこり癒される、なんてこともありますよね。

当サイトでも、靴下を工夫して手作りされている方をご紹介してきました。

>>愛犬に手作り靴下!靴下のメリットと作り方は?

でも、屋外を歩くのでせっかく買った靴下もすぐに破れるしイマイチ強度に不安があったり。実は靴下よりもしっかりした靴が欲しいって思っている飼い主さん、結構いらっしゃると思います。そもそも現代の都会のアスファルトは危険だらけですし、高齢になってくると足腰も弱くなりますので、「愛するワンちゃんのためにしっかりした靴が欲しい!」と思うのも当然です。

ところが、市販されているものだとなかなかサイズ感ピッタリにはなりにくかったりもします。そこでぴったり手作り靴を作ってみたいと思う飼い主さんがいるのも納得です。みんなはどんな風にして靴を手作りされているのでしょうか。

犬の靴・みんないろいろ工夫しています

犬の靴を購入しても、なかなかコスパが合わないと考えている方も多いかもしれません。使用頻度が結構高いので、すぐに穴が開いたりへたってしまって使い物にならなかったり。そもそも、ワンちゃんが気に入ってくれないなんてこともありますよね。せっかく買ったけど全然使ってくれないというのもありがちですし、イヤで仕方のないものをずっとつけさせておくのも可哀そうだし、じゃあ自分で作るか!と頑張っていらっしゃるみなさんの事例をいくつかご紹介してみますね。

その1:100均風船でアイディア靴

犬のハンドメイド靴

我が家の場合は、100均なので一回で使い捨てにしています。
Pawsと違うところは、ゴムが薄いところです。ですので、使おうと思っても2~3回でおそらく穴が開いてしまいます。
ワンちゃんの爪が少し伸びていると、1回で穴が開いてしまうこともしばしばあります。
出典:簡単!ワンちゃんにお勧めする足を保護する靴 http://lifeoyakudachi.com/%E7%B0%A1%E5%8D%98%EF%BC%81%E3%83%AF%E3%83%B3%E3%81%A1%E3%82%83%E3%82%93%E3%81%AB%E3%81%8A%E5%8B%A7%E3%82%81%E3%81%99%E3%82%8B%E8%B6%B3%E3%82%92%E4%BF%9D%E8%AD%B7%E3%81%99%E3%82%8B%E9%9D%B4/

この体験談を書かれている方は、最初は市販の靴で試されたそうです。比較的長持ちしてこれは良いと感じられたのがラバータイプのPawsのブーツだったのです。ただ、Pawsラバーブーツ専用の装着器具で装着しないと厚手のゴムが着脱し辛かったり、数回履かせると破れてしまうなどの原因でコスパがイマイチだと感じられたそうです。

多頭飼いだとやはりその分コストもかかりますし大変ですよね。でもそこですごいのが、同じような商品を自分で作れないかと考え、自作している所です。実はこのラバーシューズ、実は風船を使って自作する方法でYoutubeでもいくつか見かけます。ラバー製という所で共通で思いつきやすい方法なのかもしれません。

とはいえ、コスパ最高!の100均風船のサイズが合っていて、ワンちゃんが慣れて履いてくれるようであれば嬉しいですよね。風船の口を切って履かせるだけという手軽さもいいです。

その2:椅子カバーを使ったアイディア靴

イスカバーを使ったやり方(我が家編)
百均で購入したカバーを直接履かせて
家電製品コードを纏めるひもで止める
マジックテープのため自由にサイズ調整出来る
出典:犬用くつ 犬介護用 の履かせ方
百均で購入した風船やイスカバーを使った場合 http://spoon202.web.fc2.com/fusenkutsu/1.html

この工夫の素晴らしいところは、家電製品コードを絡めるひもでマジックテープを利用して靴止めを作っている所です。サイズも調節できますし、ワンちゃんの毛にも直接くっつかず、かつ皮膚にも負担が無いという素晴らしいアイディアです。

椅子カバーは布製なので、どうしても抜けやすい所がありますよね。でもこうしてマジックテープで固定する方法なら、着脱もしやすく、ワンちゃんも簡単に自分では外せないという所に注目です。

アイディアは良いけど正直もっと丈夫な靴が欲しい!

今までご紹介したような靴、あるいは靴下?は、薄い風船だったり、布製の椅子カバーがメイン素材になってきますよね。そうすると、どうしても強度に不安がある方も多いでしょう。アイディアはすごいしとても良い。よく見かける方法の椅子カバーはそれなりに丈夫そうではありますが、犬の靴として毎日着脱&散歩をするという使い方を想定していないので(当たり前なんですけど)、場合によっては頑丈とは言えません。老犬ともなると、体はそれなりに大きい上に脚力が弱いため、足をひきずったり、片方だけ目減りが速かったりなどの歩き癖で余計に穴が開きやすくなっています。放っておくと、引きずる方の足の裏が傷ついたり腫れあがったりしてしまうので、なんとかしたい!かわいそう!そう思っている飼い主さんは全国にいらっしゃるはず。

なんとか、サイズもピッタリにできて長持ちする良い靴を自作できないか?と自問自答していらっしゃる方も多いかもしれません。実際に犬を飼うまではわからなかった靴の必要性も、飼ってみるとわかってどうにかしてあげたい!と思っちゃいますよね。そうなると、欲深な人間としての次の望みはやはり丈夫で頑丈で長持ちする靴が欲しい!という所でしょう。

これはすごい!靴も手作り

犬のハンドメイド靴

【材料(ほぼ100均で調達)】
靴の中敷き・インソール(我が家では衝撃緩衝してくれそうな片面フェルトの厚手タイプにしました)
お好みの生地(我が家では後脚に馴染むよう白色のデニム生地にしました)
アクリルテープ平って言うのかバッグの持ち手とかベルトみたいな奴
マジックテープ
グルーガン、針と糸
出典:わんぱくらぶ~ハスキー犬リュウが部長~ http://wanpaclub.blog9.fc2.com/blog-entry-1653.html

これは、本当にすごい手作りアイディアです!もう完璧に人間の靴と同じといっても良いほどの出来栄えです。

画像を見るとここまで手作りできるなんて、職人さんでしょう?なんて思うかもしれませんね。でも、上記のご自身のブログでも書かれていますが、靴作りの知識0、縫い合わせるのも上手ではない部類に入る方のようです。それでも作る事できますよ、と紹介してくださっているのが上記の素材で作る方法なのです。

簡単に言うと、紙で犬の足1本1本載せて型取りをし、〇と半月のようなつま先部分のパーツを描いてそれより若干大きめにインソールを切って、針と糸で縫い合わせていくのです。靴上部は布を長方形に切り取り、下側だけ靴部分に縫い合わせ、マジックテープつきのアクリルテープで靴止めを作ります。最終的にグルーガンで縫い目と底を補強して出来上がりです。縫い目と底をグルーガンで補強するので、縫い目が多少荒くても大丈夫とのことで、グルーガンを使う事で防水にもなりますし、底の滑り止めにも使えて素晴らしい内容になっています!

苦手かもしれない靴づくりを、ここまで精巧にこなせるのはやっぱり犬に対する愛があるからこそでしょうね!。

この内容なら、かなり安く調達できるうえに穴が開きにくい素材でできていますので、丈夫そうです。これなら、今までは毎日とか数日でダメになっていた犬靴が、もっともちそうですよ。なにより、これ一足あってなじませておくと、もしも地震などの災害時に外を歩かせる時も少し安心ではありませんか?

いざという時の備えや、今介護で頑張っている方、そうでなくても日々の愛犬の足裏事情に合わせてなんとかしてあげたいと思っている方は一度このブログを参考に、靴づくりにチャレンジしてみてもいいかもしれませんね!

 


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