犬のケージには、ワンちゃんが安心してくつろげる自分だけの居場所という意味合いがあります。
言い換えればワンちゃんのお部屋。

ではこのケージ、家の中のどこにあるのが良いのでしょうか?

犬のケージを置く場所に必要な環境とは?

ワンちゃんの安心できる居場所を作るのであれば、ワンちゃんにとっての快適さが大切ですよね。

人間の都合と折り合う範囲でワンちゃんにとって最も快適な場所が見つかれば、ケージの置き場所選びにも困らないはず。
では、ワンちゃんにとって快適な場所とは、どんなところなのでしょう?

温度などの環境は?

温度などの面では、直射日光の当たらない風通しの良い場所が適していると言えるでしょう。

どの程度の暑さ・寒さに耐えられるかは犬種にもよりますが、ワンちゃんは寒さに強く暑さに弱い傾向があります。
このため、ケージを置く上での温度などの環境としては

・直射日光が当たらない
・極端に暑くなったり寒くなったりしない場所であること

ということが言えます。
窓際などは外気温の影響を強く受け、暑さ寒さやその変動が厳しくなりますので、あまり向きません。
また、直射日光が当たることで時期によってかなり暑くなり、春先でも熱中症にかかる例もあります。

スペースの関係で窓際にケージを置かざるを得ない場合には、カーテンなどで直接日が当たらないように注意しましょう。

家の中での配置は?

ワンちゃんの習性として、寝床となる巣から離れた場所で排泄をするというものがあります。

このためケージとトイレが別になったタイプのケージも販売されており、寝床でもあるケージの中にはトイレを置かず別に設置するのが良いとされています。

そういったトイレ別のケージを利用しない場合でも、ケージは部屋にトイレは廊下になど離れた場所に設置する方が良いようです。

静か?にぎやか?どちらが良いの?

ワンちゃんが日ごろ落ち着いて休んだり眠ったりする場所であるケージ。
人の気配がまったくないような場所に置くほど静かさが必要なわけではありませんが、人の出入りなどの動きが多い部屋の出入り口付近でも落ち着きません。

ケージを設置する部屋の中では壁きわなどの比較的落ち着いた場所の方が良いでしょう。

犬のケージの置き場所はどの部屋が良いの?

ワンちゃんのケージの置き場所としては、リビングが良い、ということがよく言われています。
なぜ、リビングが良いとされるのでしょうか?

「犬のケージの置き場所はリビングがいい」その理由

ワンちゃんは群れで暮らす習性があるというのは、昔から言われていることですね。
人間の家の中でいうリビングは、「群れでいる感覚」が最も強い場所と言えるでしょう。

ご家庭によりますが、リビングには日中誰かしらが居たり、日中は家族が出払ってお留守番になるおうちでも帰ってきた家族が一番長い時間みんなで過ごす場所はリビングですよね。

普段人のあまりいない場所などにケージを置いてしまうと、特にケージ飼いのワンちゃんやお留守番の多いワンちゃんにとっては、隔離されたような状態になりかねません。

犬が眠っている間でもリビングにいる意味は?

ワンちゃんは 1日の大半を寝て過ごしていますね。
寝ている間は人に構われるわけでもないので、人のいるリビングよりはむしろ静かに眠れるような環境の方が良いようにも思えます。

ところが、ワンちゃんは1日の大半を寝て過ごすと言っても、長い時間まとめて寝ているわけではありませんね。

私が別の部屋に移動した時は目を覚まして、顔を上げて様子を見て
おそらくおやつか何かもらえるかな?と期待してる
何もないと分かるとまた眠ります(笑)

大半の時間を寝て過ごしていると言っても、ワンちゃんは浅く短い睡眠を繰り返しているんですね。

人の生活音や気配・雰囲気などを感じ、飼い主さんや家族のいる様子が分かる方がワンちゃんにとっては安心していられるようです。

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※ 犬のケージは何のため?どんなものが必要なの?

※ 子犬のしつけにおやつを活用しよう!

※ 愛犬の暑さ対策はサマーカットで乗り切る!

こんなときはどうしたら良い?

リビングに置けない!

リビングに置こうとすると、他への出入りができない、キャビネットが開かなくなる、直射日光の当たる窓際にしか置けないなど無理があり。

リビングの作りによっては、壁際には既にキャビネットなどの家具が配置されていて、残るは窓際か出入り口付近かといった、ケージを設置するには不向きな場所にしか取れるスペースがないという場合もありますよね。

そういった場合別の部屋に設置することになりますが、近くに人の気配が感じられない部屋となるとワンちゃんにとってはかなり寂しい場所ですね。

また、トイレトレーニングなどを考えても、目の届くところに置いておきたいという人間の都合もあります。

このような状況に対して考えられる解決策としては、折りたたみのケージやバリケンなどでリビングでの居場所を作ることが考えられます。

寝るときだけでなくお留守番のときなどに使用できる大きめのケージは寝室などに置いておき、日中など人の起きている時間帯は、リビングにベッドなどの最低限のものだけを入れた折りたたみケージやバリケン。

こうしてあげるとワンちゃんが居場所に困ることもなく、リビングの中の固定の場所を広く取る必要もないので調整が付きやすいですよね。

リビングに置いていたら、落ち着かないみたい?

落ち着かない理由にもよりますが、リビングで人の気配がある方が安心できるとは言っても、あまりにもにぎやかであればさすがに落ち着きませんよね。

ワンちゃんの習性には巣として穴倉のような場所を好むというものがあります。

ワンちゃんにとって少しにぎやか過ぎることが原因なのであれば、カバーとして毛布などの布をかけてケージの中が丸見えの状態を改善してあげることで落ち着けるようになることもありますよ。

ちょっとお昼寝、のときは完全に閉めないですこしだけ開けておいてやると安心するみたい

部屋の扉にも言えることですが、完全に遮断してしまうのではなく、少し中から様子をうかがえる隙間があるとワンちゃんはより安心していられるようです。

ケージの置き場所を変えたいときは?

昨日までは玄関にゲージを置いていました
これから寒くなるしリビングの方がいい』とのアドバイスでリビングへ

ケージの置き場所はなるべく固定したほうが犬は安心できると言います。
頻繁に置き場所を変えている状態だと「自分の居場所」であるテリトリーが広がり、そのぶん調べたり守ったりしようと落ち着かなくなってしまうそう。

とはいえ、温度などの環境の問題で場所を移したいということもありますよね。

あまりにも頻繁にコロコロと居場所が変わるようでは確かにワンちゃんも落ち着かないでしょうが、例えば季節ごとに決まった場所であったりする程度の移動であれば、ワンちゃんたちはそれほど気にしないようです。

犬のケージの置き場所、鉄板は「リビング」

ワンちゃんのケージの置き場所として、最もよく言われる「リビング」。
しかしリビングにどうしてもとこだわる必要もありません。

襖などで仕切られたリビングからの続き間がケージの置き場所、という飼い主さんもいます。
リビングには簡易的にバリケンなどで居場所を作っておき、本格的な居場所は寝室にあるという飼い主さんもいます。

ワンちゃんにとって最適なケージの置き場所を考えると、家族の気配が感じられ暑さ寒さもない落ち着ける場所であることが一番の条件になるようです。


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