トリミングのときだけじゃ足りない?!

でも、自分でやるのはちょっと怖い愛犬の爪切り、切らないとどうなる?どのくらいが「切りどき」で、どこまでなら切ってもOK?

犬の爪には血管や神経が通っているので、なかなかおいそれと切れない爪です。伸ばしっぱなしだとどうなっちゃうんでしょうか。

まずはこちらも参考にしてみてくださいね。

伸び伸び爪はトラブルの原因に!犬の爪切りの頻度、どのくらい必要?

子犬はいつから?犬の爪切りの方法とコツ、慣らし方

なぜ犬の爪は切らないといけないのか・切らないとどうなる?

愛犬の爪切り。トリミングのついでにトリマーさんにカットしてもらったりもできますが、頻度によっては次にトリミングに行くまでに伸びて気になる・・・ということ、ありますよね。爪が伸びてくると、フローリングの上などで転びやすかったり歩きにくそうにしていることもあります。

最近は少なくなりましたが、昔はよく家の庭先で飼われていた犬たち。そういえば外飼いのワンちゃんたちって、爪切りをしていたという話をあまり聞いた覚えがありませんよね。犬の爪に関しては「散歩のときに歩いていて自然と削れるから切らなくても大丈夫」という人もいます。

しかしやっぱり気になる、伸びてしまった犬の爪。そのまま放置すると、こんな危険があります。

爪と一緒に伸びる、血管と神経

切らないで放置していた愛犬の長い爪。犬の爪には血管や神経が通っており、爪が伸びるのとともに中の血管や神経も伸びていきます。こうなると爪切りをしたときに痛みや出血の原因となり、あとあと愛犬が爪切りを嫌がる原因にもなります。

カーブして伸びる爪が思わぬケガのもとに

犬の爪は短くても軽く弧を描いた形をしていますよね。それが更に長くのびると、カーブを描いたその形状はさながら「魔女の爪」。

出典:Gごろうと愉快な仲間達 https://blogs.yahoo.co.jp/danbo8kg/18600615.html

”爪が長いと足の握りが悪くなる。”
”こんだけ長いと歩くのもしんどいよね。”
”たぶん爪が引っかかったんで骨折したのか、前足の指が変形してた。”
引用「Gごろうと愉快な仲間達」https://blogs.yahoo.co.jp/danbo8kg/18600615.html

伸びてしまった長い爪は、歩いたり踏ん張ったりというときにジャマになるだけでなく折れてしまうこともあります。折れると言っても、爪が折れるのではなく、指の骨が折れてしまったと言うなんともかわいそうなワンちゃん・・・。

長く伸び切った爪は、人を引っかいて傷つけてしまったり、カーペットなどにひっかけて折れてしまった・抜けてしまったといったワンちゃん自身のケガにもつながります。

犬の爪はどこまで切ればいいのか

切らずに放置するのは危険も多い犬の爪。爪切りの頻度は1カ月に1回程度必要だとも言われます。そうなるとトリミングのときにお願いしようと思っていても、次のトリミングまでまだ間があるけど伸びてるしなぁ・・・という状況も出てきます。

とはいえ、怖いんですよね、愛犬の爪切り・・・。個人的には放っておいて良いものなら、正直切りたくないという本音もあります(ダメなんだけど)。神経や血管が通っているという犬の爪。いったいどのくらいまで切って良いのかも分かりませんし、切りすぎて痛い思いをさせたりしてもかわいそうですし、何よりそれで嫌われた日には悲しすぎる・・・!

爪の色によって分かりやす爪と分かりにくい爪がある

犬の爪には「白い爪」と「黒い爪」があり、白い爪のコならばよく見てみると「あっ、ここまで血管らしきものが来ているな」と判断することができます。

出典:「おばら犬猫病院」スタッフによるブログ https://blog.goo.ne.jp/obara-ah/e/4b972455b1ebc4f023e73f002989a014

この血管の少し手前までで切っておけば、痛みや出血を伴うリスクもありません。

なんだそうか、それじゃあなんとか自分でできそうだ!と思ったかもしれません。しかし問題は、黒い爪のコ。

出典:毎日がひな祭り♪パグ犬・ひな&もなと花のある暮らし https://ameblo.jp/pug-hina/entry-10639044500.html

血管、どこ・・・?!(笑)

そんな黒爪ワンちゃんの爪切り方法、ダックスのブリーダーさんの説明によれば

”角を斜めに落としながら、少しずつ短くしていきます。”
”血管から遠い場所はぱさぱさとしているのですが、血管が近くなるとしっとりとしてきて、爪の色も少し変わってきます”
”血管の先端は白い膜のようなものがあり、ここを超えると血管”
”白い点が見えたら切るのをやめてやすりを”
引用「カニンヘンダックス、ミニチュアダックス専門ブリーダー【ドイツ系専門オリジアスカゴシマ】」 http://oryziaskagoshima.com/2016/02/%E3%83%80%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9%E3%83%95%E3%83%B3%E3%83%89%E3%81%AE%E7%88%AA%E5%88%87%E3%82%8A%E3%81%94%E5%AE%B6%E5%BA%AD%E7%B7%A8/

ポイントは「白い点が見えたらストップ」なんですね。

出典:お世話係(トリマー)の徒然日記 http://flattycats.blog24.fc2.com/blog-entry-767.html

爪を薄くスライスするように切って行き、ここまでであれば神経や血管に触れず愛犬に痛い思いをさせてしまうこともないそう。

月に1回程度は必要とも言われる愛犬の爪切り。厳密にいえば「立ったときに地面につかない長さ」であればOKなのだそう。

出典:「おばら犬猫病院」スタッフによるブログ https://blog.goo.ne.jp/obara-ah/e/4b972455b1ebc4f023e73f002989a014

爪切りのコツはいろいろ他にもあるかもしれませんが、こちらも参考になると思います。

爪切り中にウッカリ出血!止血方法や道具、犬を出血させない爪切りって?

犬の爪切り種類と選び方を教えて!人間用でも大丈夫かな?

深爪で痛い思いや怖い思いをさせてしまったら・・・と不安にもなりますが、伸びすぎて家族や愛犬自身のケガといった事態を避けるためにも、頑張ってあげたいですね。

 


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