ワンちゃんと一緒に旅行に出かけるときでも、日常生活と変わらない快適な暮らしを送らせてあげたいですよね。

しかし快適に過ごさせてあげたいという気持ちから、色々なものを持ちすぎて自分の荷物が持ちきれない・・・なんてことも。
一体何が本当に必要なものなのかわからない!そんな荷物に関する飼い主さんの悩みを「絶対に必要なもの」、「持っておくと便利なもの」、「シーン別に必要なもの」に分けてご紹介します!

犬連れ旅行に欠かせない持ち物

ペットフード

ワンちゃんはいつもと違う環境になることで突然体調を崩してしまうことがあります。ペットフードは普段から食べ慣れているものを持って行ってあげましょう。ワンちゃんが安心できるような大好きなおやつを持っていくのもいいかもしれません。
その際ドライフードを選んであげると旅行中に餌が傷む心配をしなくて済みます。
餌は1回の必要量をジップロックなどに入れて小分けにして持って行くと、旅先で軽量する必要がなくなり便利です。
また、デリケートなワンちゃんではフードボウルが変わるだけで食事が摂れなくなる子もいますので、その場合は使い慣れたものを持っていく必要がありますね。

トイレ用品

トイレシートが備え付けられているホテルもありますが、まだまだないところが多いです。ワンちゃんが安心して排泄できるよう、普段から使用しているものを用意します。何があっても大丈夫なように多めに準備しておきましょう。
トイレシートの下に敷くための敷物も準備しておきます。水気を通さない素材のものがおすすめです。トイレシートやティッシュペーパーを捨てられるゴミ袋も用意する必要があります。ペットと一緒に泊まれるホテルでも備え付けのゴミ箱に捨てていくのではマナーがない宿泊客になってしまいますので、できる限りゴミは持ち帰るようにしましょう。
また、環境が変わったことで粗相をしてしまうワンちゃんもいますので、マナーベルトやマナーパンツをしておくと安心です。

証明書類

忘れてはいけないのが、「狂犬病予防注射証明書」と「ワクチン接種証明書」です。

旅行中に立ち寄るドッグランや宿泊先で提示を求められることがあります。つい忘れてしまい、ワンちゃんが泊まれない!なんてことの無いように気を付けてくださいね。

持って行くと便利なもの

クレートやペットカート

余裕があればワンちゃんの移動用品を準備します。中には環境が変わってなかなか寝付けないという子もいます。普段ワンちゃんの移動用品として使っているようなクレートなど持って行ってあげると、安心できるセーフティエリアや寝床として使えます。馴染みの毛布やマットなども添えてあげると猶更良いです。
ほとんどの宿泊先ではベッドでワンちゃんと一緒に寝るのが禁止されています。事前にクレートの中で寝ることができるよう事前にトレーニングをしておくとワンちゃんのためにもなります。

マナーグッズ

宿泊先への心配りとしてウェットティッシュや消臭スプレーを用意しておきましょう。外でお散歩をしてから室内に入るときに脚が泥だらけで床が汚れてしまった!ということを無くすため、ウェットティッシュや脚を拭くためのタオルを準備しておきます。
同じように室内で粗相をしてしまった場合や、退室の際に消臭スプレーを使用すると掃除をする方へもきちんと配慮できます。
小さい粘着ローラーもあると非常に便利です。宿泊先に限らず、様々な場面でワンちゃんの抜け毛を掃除する手助けをしてくれます。1つ持っておいて損はありません。

ケアセット

ブラシ、歯磨きグッズなど2日以上の旅行であれば必須アイテムになります。寝る前にワンちゃんに歯磨きやブラッシングをして1日の汚れを落としてあげましょう。こちらも普段から使い慣れたものを使用するとワンちゃんも安心できます。プールを利用する予定があるときにはシャンプーも持って行っておくと便利です。
宿泊先でシャワーをする際は排水溝に毛が溜まってしまうのできちんと後処理をしてくださいね。同じくブラッシングしたあとも床にある抜け毛を掃除しておくのがスマートです。
また、夏の旅行はワンちゃんが虫にさされてしまうこともあります。室内にも虫が入り込んでいることもありますので、犬用の虫除けスプレーを使ってあげると虫刺され対策にもなります。

 

宿泊先でのトラブルを避けるためにも、日ごろから気を付けておいていただきたいことも。こちらもぜひ参考になさってください。

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シーン別に必要なもの

飲食店へつれていくとき

今ではワンちゃんを連れていける飲食店も結構増えており、せっかく食事を楽しむならワンちゃんにもおいしい食事をあげたいですよね。
飲食店には他のお客さんもいますので、本人も周りの人も心地よく食事ができる空間作りを心掛けましょう。

まず必要なのはワンちゃんが飲食するための水と器です。
お店によってはお水のサービスをしてくれるとこもありますが、そうでない場合がほとんどです。人間用の食器や水を勝手に使うのはマナー違反ですので、ワンちゃんを連れて行く予定があれば事前に準備が必要になります。
次にステイマットを用意します。ワンちゃんを椅子に座らせる場合は椅子に、足元で待たせる場合は足元に敷きましょう。お店によっては椅子の上にワンちゃんを乗せるのを禁止している店舗もありますので各店舗できちんと確認してから使用してくださいね。
そしてマナー用品です。こちらは宿泊先と同じですが、店内での粗相があったときのためにも用意が必要です。マーキングの癖があるワンちゃんはマナーパンツを履かせておくと粗相の対策ができます。粗相があった際すぐに対応できるようにティッシュペーパーやビニール袋は持参しておきましょう。

ドッグランへつれていくとき

リードや首輪、胴輪を用意します。普段使っているものを持っていきます。ドッグランに限らず、旅行先の公園で散歩に連れて行くときも同様です。
こちらでも粗相をした時用にトイレシートやビニール袋を持って行く必要があります。また、水も必須です。遊んだあとの水分補給としてももちろんですが、おしっこを洗い流す際も使用します。施設内に犬用の飲料水が用意されているところもありますが、こちらも用意しておくと間違いありません。

どうでしたでしょうか?こうして見るとどの場面でもトイレへの配慮が重要となるのがわかりますね。1泊だったらそんなに用意しておかなくても大丈夫かな・・・という方もいるかもしれませんが、ワンちゃんは様々な場面で環境の変化を感じています。
いつもは粗相がしないワンちゃんでも突然してしまうということもあります。近くにホームセンターなどがあり、すぐに購入できるようであればいいのですが、そうでない場合もあるかと思いますのでトイレ用品は常に多めに持ち歩くようにしましょう。

旅行先で出会う方々へのマナー、配慮も忘れずにワンちゃんと楽しい1日を過ごしてくださいね。

 

どうしても連れていけないときもありますよね。そんな時に参考になさってください。

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