手軽に始められる手芸のひとつ、羊毛フェルト。最近では100均でもキットが手に入ったり、手軽にできてかわいい手芸として人気があります。
その魅力は様々で、そっくりリアルな作品から愛犬の毛を使った思い出の品まで作れるのがうれしい!
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とってもリアル!キュートな羊毛フェルトわんこ
動物をモチーフに作られた作品を見かけることも多い羊毛フェルト。キャラクターのぬいぐるみのような作品だけでなく、こちらのようにリアルすぎるほど本物そっくりのワンコたちも作れます。
こちらも、リアルすぎて「羊毛フェルト作品です」と言われなければ、本物のレトリバーのお散歩写真にしか見えません!
羊毛フェルトのゴールデンと一緒に近くの山にお散歩(^_^)記念撮影してきましたヾ(@゜▽゜@)ノ pic.twitter.com/lTCxjHPUPs
— mocomaco felt 羊毛フェルト (@MocomacoF) 2017年12月1日
この様に、羊毛フェルトのワンコは、手のひらサイズの小さなものから30cmほどもある小型犬ならそのまま生き写し?!というサイズのものも作れてしまいます。
羊毛フェルトわんこの作り方
羊毛フェルトわんこが出来るまで
専用の「ニードル」と呼ばれる道具でフェルトをチクチク刺し固めて作っていく羊毛フェルト作品。
本物そっくりのリアルなわんこたちは、こんなふうに作られていました!
羊毛フェルトわんこの材料と道具
羊毛フェルト
愛犬そっくりの羊毛フェルト作品なら、愛犬の毛色に近いカラーをいかに見つけるかも楽しみのひとつですね。
単色のほか、複数のカラーのセットもたくさん販売されています。
ニードル
モコモコのわたのような羊毛フェルトを、ギザギザのついた専用針で刺し固めていきます。
細かい作業ができる1本針のニードルから、フェルトパンチャーと呼ばれる複数本の針がまとまったものまであります。フェルトパンチャーを使うと、少し作業が早くなります。
普段手芸をしなくて道具がそもそもない!という人には、ニードルやマットだけでなく握り鋏や指サックなどのいわゆる手芸の基本的な道具などもプラスされたキットも便利ですね。
さし目
羊毛フェルトでできたワンコの愛らしい目。この目は「さし目」というパーツを目打ちで作った穴に差し込み、ボンドで固定します。
骨格ワイヤー
立っていたりお座りしたり、あの羊毛フェルトわんこたちの可愛らしいポーズを支えているのが骨格ワイヤーです。
教室やオーダーメイドの活用も
フェルトアートを普及させることを目的に設立されたフェルトアート協会という団体があり、3~6回のレッスンで基礎から教わりながら愛犬や愛猫を作る教室などもあります。また個人で教室を開いているハンドメイド作家さんもいますし、写真をもとにオーダーメイドでそっくりに作ってくれるサービスもあります。
こういう作業は苦手だな~という人なら、教室で教わりながら作ってみるもよし、いっそオーダーしてしまうもよし、ですね。
まるでうちの子!みたいな羊毛フェルトわんこ
羊毛フェルトで愛犬を作ろうというとき、だからといってまさか愛犬の毛を必要なだけむしるわけにもいきませんよね(笑)。愛犬の毛を使って羊毛フェルトわんこを作ったという人の多くは、ブラッシングのときの抜け毛を集めて使っているようです。
”基本的な形は、余っている白い羊毛などをベースにして作ります。”
”なのでペットと同じ模様を刺しつけられる分量だけ毛があれば大丈夫”
引用「ニードルフェルト.net」https://www.needlefelt.jp.net/ninki/%E3%83%9A%E3%83%83%E3%83%88%E3%81%AE%E6%84%9B%E7%8C%AB%E6%84%9B%E7%8A%AC%E3%81%AE%E6%AF%9B%E3%81%A7%E4%BD%9C%E3%82%8B%E7%BE%8A%E6%AF%9B%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%AB%E3%83%88%E4%BD%9C%E5%93%81/
また犬種によって毛質も違います。
毛質によっては、こんな猫毛で作った人の経験談も参考になりますね。
”猫毛はまとまりやすいですが、ピンピンはねて飛び出します”
”薄めた洗剤で撫で、飛び出しすぎた部分はハサミでカットしました”
引用「NekoNeko Felis」 https://www.nekoneko-felis.com/how-to-make-a-felt-doll-made-%E2%80%8B%E2%80%8Bof-cat-hair/
まだまだ元気な愛犬をモデルにして羊毛フェルトわんこを作って楽しんでいる人もたくさんいますが、亡くなった愛犬の形見として遺毛を使ったオーダーメイドを頼めるサービスを利用したり自作して大切に飾っているという人も多くいました。
我が家にもゴールデンレトリバーが居たのですが、毛を集めていましたので、同じ方がいらっしゃり、思わずリプライさせていただきました。
亡くなってから数年程して羊毛フェルトに出会い、母が勉強して作っておりました。
今でも手入れしつつ飾っております。— 茄乃羽🐶23Mマスクリパ🍵九郎 (@kanomtluv) 2018年11月12日
愛犬そっくりに作った羊毛フェルトわんこは、持ち歩くつもりで作ったけどもったいなくて結局部屋に飾っているという人も。そっくりなだけでなく手作りならなおさら、愛着もひとしおですよね。
最近は、ペットも家族の一員として、同じお墓に入りたいという人も増えてきています。そんな方にはこちらの記事も参考にしてみてください。
他にも愛犬グッズをハンドメイドしたい!という方にはこちらからどうぞ。⇒ ハンドメイドにチャレンジ
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