ペット保険を取り扱う会社や保険商品も増え、ランキングや比較サイトを見て選ぶことも多いですよね。

でもちょっと待って!
ランキングや比較サイトを見る前に、ペット保険の手続きの知識は大丈夫?
知っておいて損はない、ペット保険の手続きをまとめました。

ペット保険はどう選ぶ?おすすめの保険タイプは?

老舗・最安・口コミ人気、ペット保険どこがいい?

口コミ経験談から学ぶ!ペット保険の必要性

ランキングや比較サイトを参考に・・・その前に?

ペット保険の選択肢が広がるにつれて、ランキングや比較サイトなども多くありますね。
迷ったときには人気が決め手になることもありますし、事前に口コミが見られれば、自分やペットに合うかを考えるうえでも便利です。

しかしそうして選んだペット保険にいざ申し込んだら思わぬ落とし穴が、ということも。

申し込みから加入までに思いがけず時間がかかったり、保険期間が始まってから実際に保険が適用されるようになるまでの待機期間があったり。
いざ申し込みというときに、必要な書類を慌てて揃えるとなれば大変です。

申し込みの書類や手順など、知っていればペット保険を探しながら準備を進めておくこともできます。
また、加入後の保険申請の手続き方法や見直しの際の解約についてなどを加味して探すこともできます。

各手続きの流れや必要書類は?

ペット保険に加入する前から知っておいて損はない、そんな基礎知識をご紹介します。

基本的な加入手続きの流れって?

ペット保険に入るには、ペットショップでの購入時にすすめられてということもありますね。
そういった場合には、その場で書類に記入するなどして翌日から保険期間開始となるものもあります。

しかし自分で探してネットや郵送などで申し込みをするとなるとそうはいきません。
ペット保険に加入する際の基本的な流れとしては

  1. 加入するペット保険を決定する
  2. 必要書類を準備し、申し込み
  3. 保険会社での審査
  4. 引受受諾書が届く
  5. 保険料の支払い
  6. 保険証券が届く

といった流れになることが多いようです。

申し込み方法はネットからがスピーディ

申し込みの方法そのものは、ほとんどの保険で郵送でもインターネットでも可能。

一括資料請求などを利用したり、気になる保険を絞り込んで資料請求したりといったこともできますし、その場合にはパンフレットなどと合わせて申込書が同封されていますから、必要なものをそろえて郵送で申し込むこともできます。
高齢になってきたペットの保険を新たに申し込むときなどは健康診断書などの書類が必要になることもありますから、そういうときにも郵送で申し込むことになりますね。

しかしそうではない場合。

インターネットから申し込みが可能な保険で、申し込みフォームにクレジットカード情報の入力があれば、郵送で申し込みをするよりもインターネットから申し込みをした方が、申込みから保険適用開始までの期間が短く済むケースがあります。

審査が通ったあとには保険料の支払いをすることになりますが、保険料がクレジットカードによる決済にできれば「保険料を支払う」という手間が省略されますから、そのぶんスムーズなんですね。
もちろん郵送と違って、「投函してから到着するまで」という時間が省けますから、その点でもインターネットからの申し込みの方が時間短縮になりますね。

保険適用開始までが最短なのは「購入時」

ペットショップで購入時にペット保険をおすすめされることがあります。
そこで保険加入するメリットは、なんといっても保険適用開始までの速さ。

通常ペット保険には、審査など一通りの手続きが終わり「加入」となっても、最初の1カ月などの待機期間が発生します。
この期間にケガや病気で通院しても、保険がおりないという期間です。
ところがペットショップで購入時に保険加入した場合には、翌日からすぐ保険適用となります。

これには「ペットショップで販売されているペットは健康である」という前提があるからなのだそう。
ペットショップで販売されているペットたちは生後3カ月前後であることがほとんど。
環境の変化にも弱く、新しいおうちに着いた途端、数日でおなかを壊したなどの不調が出る子も少なくありません。
そう考えると、翌日から保険適用になるというのは安心できますよね。

保険会社が選べないなどのデメリットもありますが、申込書の記入や保険料の支払いなどその場で済ませることができます。
新たにペットを迎えるというタイミングなら、ペットショップで勧められる保険にまず入っておいて、その契約終了までの間にその子に合った保険の乗り換え先をゆっくり検討する、ということでも良いかもしれませんね。

ペット保険加入に必要な書類とは?

一般的に必要となる書類には

  • 契約申込書
  • 告知書
  • ペットの写真

などがあり、健康診断の受診やほかの書類が必要というところもあります。

  • ワクチン接種証明書
  • 血統書
  • 鑑札番号
  • マイクロチップ番号
  • 販売店での契約書

といったものが挙げられますが、必要な場合でもこれらのうちいずれかひとつ、ということが多いようです。

申し込みから審査まではどのくらいかかる?

インターネットや郵送で申し込む場合には、申込書が保険会社に到着してから審査を経て保険期間が始まります。

この審査にかかる日数の目安は保険会社ごとに違いがあり、数日で済む場合から数週間かかるという場合もあります。
加入しようとしているペット保険の審査におよそどのくらいの時間がかかるのかについては、保険会社に直接確認しておくのが良いでしょう。

また、審査自体は数日であっても、申込みの翌月1日からなどの保険期間の開始時期が決まっている場合もあります。

その場合、申込みや審査のタイミングが良ければ早くに保険期間が始まりますが、月の下旬の申し込みや審査に時間がかかった場合などには、さらに 1カ月ずれ込むケースもあるようです。

【体験談】実際に加入までにかかった期間は?

保険会社により、申込みから審査など加入までにかかる期間はさまざまですが、ネットでの申し込みから3日ほどで確認の連絡がきたということも。

ペット保険会社 から電話がありました。
保護犬で2015年に我が家にやってきた時からマラセチア皮膚炎で
マラセブシャンプーを使ってましたが現在では 使っていません。
去年 10月から 4ヶ月間ロイヤルカナンアミノペプチドを食べさせて おやつ 副食は一切やめて
現在では 皮膚炎は完治しています。
そんな 事を お話ししました。
保険適用になるのは9月21日 だと云うことでした。

引用「高山加代子

こちらの方では9月2日にネットでの申し込みをして、3日ほどで申請書類として入力した内容に対する確認の連絡が来たそう。
皮膚に関することは免責(保険適用外)となったそうですが、加入は確認の連絡の際に予定されていた通り21日に加入できたとのことですので、申し込みから加入までが実質20日ほどですね。

保険請求の手続きって?対象になる病院は?

実際に保険に加入し、保険期間内に病気やケガで通院・入院・手術などをした場合、入っている保険の補償内容に合わせて保険請求が可能です。
どこの動物病院にかかったものでも補償される保険がほとんどのようですね。

保険商品によっては、対応している動物病院では保険会社の発行する保険証を窓口で提示することにより、最初から保険適用後の自己負担分のみを支払えば良いという、人間の健康保険証のようなシステムを採用しているものもあります。

保険請求の手続きとしては

  1. 動物病院で会計時に全額を負担
  2. 必要書類を添えて請求書を保険会社へ送付
  3. 書類到着後、保険金を保険会社より支払い

というのが一般的な流れです。

この際に必要になる書類としては、動物病院で会計時に発行される「診療明細書」「領収証」はまず必要になると考えておいた方が良いでしょう。
診療明細書が発行されない動物病院の場合への措置として、動物病院に記入してもらう所定の用紙がある場合もあります。

【体験談】手続きの手軽さって重要!

ペット保険のなかには、発行される保険証を提示することで提携動物病院でなら窓口での会計の時点で自己負担分のみの支払いとなるものも。
こういったタイプはあとから請求手続きをする手間もないので助かりますが、反面近所に提携病院がないと結局・・・ということも。

うちの子がうちに来た年の夏に腹を壊しました。
近くの動物病院に連れていき、血液検査をしたり注射
支払い時にアイペット発行の保険証を提出したところ、その動物病院では使えないとのこと
そのままの治療費2万数千円を支払い帰宅。
保険証が対応していない病院にかかった場合は、請求してくれたら、治療費の半分を支払いますとのこと
手続きから保険金の受け取りまでかなりの時間を要した記憶があります。
ペット保険加入の際は、近所の動物病院が対応している保険会社を調べてから、加入した方がいい

引用「その日その時の気分で

せっかく便利なシステムがあっても「実は近隣の動物病院に使えるところがなかった」となればもったいないですよね。
保険金の支払い手続きの方法と合わせて確認しておきましょう。

【体験談】保険金の請求から支払いまでの期間は?

ペット&ファミリーのプラン70に加入しています。
病院お窓口清算でないのが不便ですが
明細書と書類を送付してから2週間〜3週間で指定の口座に振込みされています。

引用「Yahoo!知恵袋

提携動物病院で保険証を提示するだけ、というタイプのペット保険であれば保険料は窓口清算となるため請求手続きの手間もありません。
一方でそうしたシステムのないペット保険や、システムはあっても提携外の動物病院で受診した場合には保険請求の手続きが必要になります。

その場合には請求から2〜3週間ほど、長くても1カ月程度で支払い、としているところが多いようです。
しかし意外と落とし穴なのが保険請求に関して締め日が設けられている場合。
たとえば毎月末に締め日が設定されている場合、月初に通院・入院などがあって保険請求をしたときなどには、締め日からさらに保険会社での処理の時間と合わせて入金されるまでには2カ月近くかかったということも。

なかには、保険請求から入金までのスピードがウリです!というペット保険も。

案内の内容を確認して、その対応の早さにちょっと驚きました。
PS保険に保険金請求書を送付したのが、8月26日
9月5日には保険金を振込み
以前に契約していたアイペットの場合は、郵送請求すると閉め日があったりする関係で
1ヶ月以上の日数を要した記憶があります。
2013年2月の平均支払い日数は3.6日だそうで、レオくんの10日は遅かったということになります。

引用「うちの子はトイプードル

遅かったケースでも請求から10日で入金されたというのは、治療費が高かったときほどうれしいですね。
さらにこの方のときは保険会社に連絡をした翌日には請求手続きのための用紙が送られてきたとのこと。
保険請求に郵送手続きがあると手続きの煩雑さなどが心配になりますが、テンポよくスピーディに対応してもらえるなら、それほど気にならないかもしれませんね。

更新や解約の仕組み、タイミングは?

ペット保険は「終身」としているところが多いですが、実質的には 1年ずつの契約であることがほとんどです。

解約はいつでもできる?

解約に関しては保険期間中であっても必要な手続きを行うことで随時可能。
ただし、保険の見直しのために解約する場合には気をつけた方が良いこともあるようです。

保険会社を変える場合は、必ず新しく加入した保険の「保障開始期間」まで、今の保険を解約しない
無保険期間ができてしまうため

引用「Yahoo!知恵袋

更新・継続契約の注意点とは?

保険会社により「継続契約」や「更新」といった言葉の違いはありますが、保険会社からの通知に対して契約内容の変更や解約を申請しない限りはそのまま自動更新となることが多いようです。

なお、このタイミングで「再審査」となることがあります。

多くのペット保険では、補償の対象外とする疾患が定められています。
これに準じて、更新のタイミングで前年までにかかった病気が補償の対象外となるものと判断された場合、その疾患や関連する治療に対しては対象外とするという特約つきで継続が可能な場合や、継続不可となる場合があります。

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事前にペットのかかりやすい病気を把握しておこう

病名や手術内容によっては医療費の全額がでないこともあるので免責事項は確認

引用「教えて!goo!

動物病院へ行った際に、事前にペットの種類や個体差でかかりやすい病気やケガを聞いておくのがおすすめです。

告知書で健康状態について記入するなどの必要もありますが、保険商品ごとに定められている補償対象や免責事項と照らして、このペット保険が本当に自分やペットに合っているのか?を知る手助けになります。

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ペット保険、比較検討する前に

ペット保険では、人間の保険と異なる手続きや必要書類、条件なども出てきます。

加入をスムーズに進めるためにも、本当に自分やペットに合った保険を選ぶためにも、まずはペット保険というものについて勉強しておいても損はありませんね。

 

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