冬はやっぱりウィンタースポーツ。愛犬も一緒に楽しみたいよね!と張り切って計画を立てるのは良いのですが、冬ならではの注意点もお忘れなく。愛犬と一緒にせっかく遠出したのに、肝心の物を忘れておもいっきり楽しめなかったらがっかりですよね。

どんな持ち物が必要なのか、また雪ならではの注意点などもチェックしておきましょう。

犬と一緒のスキー場で遊ぼう!持ち物チェック

まずはいつもの愛犬旅行持ち物から

愛犬とどこかへ行くのなら、いつも持ち歩いているものや、旅行時には持参しているものがあるはずですね。初めての愛犬との遠出がスキー場なの!という方も少ないとは思いますが、一応おさらいしておきましょう。

スキー場って大半の方がドライブで来て、しかも遠方から来ていることも多いですよね。いつでも気軽に戻れるわけではないので、しっかりチェックして忘れないようにしましょう。

狂犬病予防注射と混合ワクチンの最近の摂取証明書コピー

場所によってはドッグランのあるスキー場もあります。また、犬を同伴するのであればこの狂犬病予防注射や混合ワクチンなど施設が定義する必要な証明書を見せ、契約書や誓約書などを書いて提出してから入るというルールの所もあります。

遠方から来て、ペット同伴OKのホテルやロッジに宿泊する方も多いですね。せっかく行ったのに証明書がないから遊べないとか、帰ることになったら大変です。しっかり忘れずに持っていくようにしましょう。

マイクロチップ・鑑札・迷子札

広い野外、しかもいつもとは違った雪の世界。愛犬がもし万が一迷子になると、見つけ出すのは大変です。何があっても戻ってこられるように、ホケンとして迷子札などはしっかり装着させておきましょう。

こちらも参考にしてくださいね。

> 捨て犬・迷子犬を発見したら、あなたはどうする・・・?

その他いつものベーシックな持ち物

・いつものドッグフードと食器、おやつ類
・水と水入れ
・首輪、リード
・トイレセット(いつも使っているシートやゴミ袋など)
・クレートやキャリーなど
・犬用タオル数枚
・ブラッシング道具など衛生グッズ
・必要に応じて薬セット

遠方にドライブでお出かけするなら、基本的な持ち物や、レンタカーなどで犬を載せていいのかな?などの疑問についてもこちらで紹介していますよ。参考にしてみてくださいね。

> 犬と一緒にドライブに!持ち物・注意点・レンタカーはOK?

スキー場や雪で遊ぶなら持っていきたいもの

スキー場それぞれでルールを規定している場合もあるので、訪れる予定のスキー場のHPなどで確認してから用意しましょう。一般的なことについてご紹介しますよ。

ハーネス・伸縮リード・伸縮なしリード

もし愛犬と一緒にスキー滑降を楽しむのであれば、環境やスキーレベルに合わせてリードは使い分けましょう。伸縮可能なリードや、伸縮しないリードなど、いくつか種類を持っていくと便利です。伸縮リードは片手で操作できるタイプで、巻き取れるものがおすすめです。トレッキングをするなら、できれば寒くなると硬くなってしまうので革製品ではないものを用意しましょう。

リードの使い分け方については、飼い主さんがしっかりと犬や周囲の状況を見ながら判断し、適宜リードを使い分けるのがよいでしょう。リードは案外短めの方が取り回しがしやすいとか、事故に合いにくいかもしれませんが、犬の遊びを優先しつつゆっくり滑るような場合は、長めの方が扱いやすいでしょう。上級者がすいすい滑り降りながら愛犬が並走しつつついてこれるようならそれほどの長さは必要ないかもしれません。

また、愛犬と一緒にスキーを楽しむのであれば、犬連れではない他のスキーヤーへの十分な配慮が必要です。犬と一緒にスキーができるスキー場もあるとはいえ、ゲレンデは犬専用とはなっておらず、一般のスキーヤーと同じゲレンデを滑ることになる場合も多いからです。

ストラップがついて持ちやすい伸縮リード ペティオ (Petio) スタイルトレーナー

商品そのものはハンドル部などラバーグリップで滑りにくく持ちやすいですし指で引くトリガータイプは初めてでしたがこれはかなり使い勝手が良いと思います。
作りは流石にしっかりしてますので耐久性は問題ないと思います。
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この商品のよかった点はストラップが付いているところ
購入検討時に比較しましたが、はっきりストラップが付いているとわかったのはこちらの商品だけでした。
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リュック・抱っこ紐

愛犬が小型犬なら、リュックなどに入れて運べば両手が空いて楽なうえ、そういう状態なら愛犬と一緒にどこでも滑ってOKという条件のスキー場もあります。雪の道は小型犬には結構辛いものです。特に寒さに弱いタイプの犬なら、しもやけになることもあります。仮に犬との並走を楽しむ予定だったとしても、犬の急な体調不良にも対処できるよう、リュックや抱っこ紐、ドッグキャリーなどを用意しておくと便利です。

軽くて便利なリュックタイプキャリー Lipoint ペットバッグ キャリー バッグ

2.4kgのチワワですが、これを見せただけで、嬉しくて頭から飛び込みます笑
少し遠出の時や、病院の時に便利です。買い物に寄りたい時に、この中に入れてチャックをすれば、お店にも入れるので助かります。
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うちは、小ぶりのチワワなので中で寝てます(≧∇≦)
抱っこよりも、くったり出来て良さげです( ‘ ▽ ` )ノ
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レインコート・防水ウェア・保温ウェア

犬と雪の中で長時間遊ぶ予定なら、ウェアを着せてあげましょう。普段からよく服を着ているという犬は、ぜひ防水性の高いカッパなどのウェアにしてあげてください。普段はあまり服を着ていないような場合も、できれば何かの服を着せておくと良いです。なんらかのウェアがあれば、帰りの車の中がびしょぬれになるのも防げます。

犬の毛や指の間に雪がついて、”雪玉”と呼ばれるモコモコの状態になってしまうと、なかなかタオルではぬぐい切れず後始末が大変です。もちろんタオルも多めに準備が必要ですが、寒さに弱い犬は特に、暖かな服を着せてあげるようにしましょう。もちろん、雪遊び後の着替えもしっかり持っていってくださいね。

通気性ばっちりで着せやすい PAWZ Road ドッグウェア 犬用レインコート

首元と胴回りのマジックテープは、散歩中剥がれることなく、家に帰るまでしっかり留まってます。愛犬をサマーカットすると一回り小さくなるので、マジックテープで大きさを調節できるのは重宝です
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パイピングもしっかりしており、リードを通す穴は表に水の侵入を防ぐカバーも付いていて本当に製品企画も良く考えられています
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靴・犬用スノーシュー

これらは、スキー場へ行く目的や愛犬の特性によっては必要かもしれません。小型犬や寒さに弱いタイプの犬なら、しもやけ予防やケガ予防のために靴を履かせると良いです。でも中型、大型で寒さに強いタイプなら、そこまでは不要と考える方もいらっしゃいます。ご自身の愛犬の状態を見極めて、選んであげてくださいね。

ちなみにスノーシューは、雪山にトレッキングに行くときは有効ですし、スノーシューイベントを行っているところもあります。歩きやすくて楽しいので、雪遊びを第一目的にするなら持っていくと良いでしょう。

ファスナー履かせやすい HaveGet ドッグブーツ 犬用靴

お散歩後の脚を洗うのがこれから肉球の乾燥に繋がる事と草むらに入って行くので保護ができるので活用します。
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ヒモタイプのを買ったらすぐにぬげてイライラしていましたが、ファスナーなのでとっても楽だし脱げにくくていいです
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他の靴より履かせやすく脱げにくいです。
室内で試し履きした時はヘンテコな足取りで嫌そうでしたが
いざ雪原に行くと元気に駆け回っていました。
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カイロ・毛布・防寒グッズ

冬の雪山は、氷点下の世界であることもざらにあります。山の天候が崩れて、急激に寒くなってくることもよくある話です。車が渋滞して動かなくなった場合も想定して、温かくできるグッズはいろいろと持っていった方が安心です。特に小さなカイロなどは、犬にも人間にも使えますので多めにあると便利です。

毛布やフリースがあれば、雪遊び後に着替えたあと、冷えた体を温めるのに役立ちます。濡れたままでは身体を冷やしてしまうので、しっかりタオルで愛犬の体を拭いたあとは、できるだけ早く乾かしてあげましょう。

あると便利な持ち物

必ずいるというわけではありませんが、あればなお良い、便利というものはこちらです。

<あると便利な持ち物>

〇犬用ゴーグル(晴れた日の雪の照り返しから目を守ります)
〇寝袋(帰りに渋滞にまきこまれて動けなくなった時用の万一のお守りです。毛布代わりにもなります。)
〇フリスビーやディスクなどのいつもの遊び道具(慣れない場所での緊張をほぐせます)
〇カメラ(やっぱり愛犬の初めての瞬間などは記念に残しておきたいですよね。スマホで撮るかもしれませんが。)
〇雪玉防止用ワセリン(足裏やお尻周りに塗っておくと雪がべったり張り付くのを防げて弱い部分を守れます。)
〇ドライヤー(早く乾かすための必需品ではありますが、電源が確保し辛いようなら無理に持ち運ばなくてもOKです)

雪遊びするなら注意したいのは

スキー場初デビューな犬は慣れるまでじっくりと

犬は、はじめての景色や場所というだけでも興奮して喜びますが、雪となるとやたらテンションが上がってしまう子がたまにいます。自分で衝動をセーブできず、限界まではしゃいでしまう子もいるので、もし慣れていないようなら、しばらく慣らして落ちつくまでまってから走らせるようにしましょう。いきなり振り切って迷子になってしまうのを予防します。

また、逆に雪を嫌がる、怖がる子もいます。そういう場合には、少しずつ安心させつつ慣らしていきましょう。いつものおもちゃを持参して遊んであげると良いですね。

人間もはしゃぎたいでしょうけれど少し我慢して、犬にはいつも以上に気を遣ってあげましょう。飼い主の都合を優先するのは禁物です。最初の1回目で愛犬が雪嫌いになってしまっては元も子もありませんよね。

その場所のルールをしっかり聞いて守ろう

スキー場では、愛犬に関して様々なルールがあります。限られた場所でのみ同伴して滑れるとか、こちらのリフトだけ乗ってもOKとか。一般人に間違いを指摘されて「知りませんでした」と言わなくてすむようにあらかじめ情報収集しておきましょう。

また、仮に何も指摘されなかったとしても、周りでは不快な人がいるかもしれません。悪気なくうっかりルール違反をしてしまった結果、そのスキー場では犬の同伴が禁止されることになった!なんて嫌ですよね。それに、ルール違反はしていなかったとしても、犬が嫌いな方にとっては迷惑な行為にうつる場合もあります。いろんな人が来ている公共の場所だということを認識しながら、マナーを守って楽しみましょう。

基本的なマナーはスキー場でも同じ

ドッグランがある施設ではノーリードでもOKとなっているところがほとんどですが、決められた場所以外でのノーリードは絶対にやめましょう。周りの一般人も不快ですが、慣れない所で犬が迷子になったり思わぬ事故につながりかねません。

また、当たり前の話ですが、排せつ物はしっかり持ち帰りましょう。散歩の時のマナーと同じです。雪の上では、日ごろのお散歩以上に排泄物が目立ちますので気を付けましょう。オシッコは水をかけてもあまり意味がないので周りの雪をかぶせておきましょう。

犬の体調管理はしっかりと

しもやけ注意!

雪はものすごく冷たくて、雪玉になって身体についてしまったりしますよね。そして、そのままにしておくと犬もしもやけになるそうです。犬種によっては、靴を履かせる、服を着せるなどの予防措置を考えてあげましょう。

雪解け道で肉球が炎症!?

また、雪を溶かす薬剤がまかれている道路を歩かせると、炎症が起こることもあるようです。うっかり薬剤を舐めてしまうと中毒を起こすこともあるそうですので、駐車場や道路付近ではいっそう気を付け、こまめに肉球のチェックをしてあげましょう。

万一の事故に備えて

また、たとえスキー上級者であっても、犬と一緒に滑っているとなんらかの事故やケガが起きるかもしれません。万一の場合に備えて、近くの動物病院はチェックしておくようにしましょう。また、ペット保険に入っている場合には、動物病院での支払い時に自己負担分のみの支払いで済む場合もあります。その場合には支出が大金にはならないかもしれませんが、一時的にも全額自費で支払う場合、高額になりかねませんので、クレジットカードを複数枚持っておくと支払いでドキドキしませんよね。(1枚しかもっていないと、磁気が読み取れなかったときなどに困ります。)

ペット保険を検討中なら、こちらも参考にしてみてください。

> オリコンのペット保険ランキングで分かる?!「あって良かったペット保険」ってどんな保険?

> ペット保険は「ココ」で比較!ペット保険選びのポイントは?

遊んだ後はしっかり温めてあげて

雪でいっぱい遊んだ後は、しっかり拭いて温もれるようにしておきます。犬が寒さで下痢をしたのでは、楽しい遊びが台無しになってしまいますよね。犬の体調管理は人間側が気を付けてあげなくてはなりません。

犬の風邪やインフルエンザについては、こちらを参考にしてみてください。

> 犬のインフルエンザや風邪は人間にうつる or うつらない?

 


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